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"冬の日の植物達の生きる音"俳句小屋の展示を入れ替えました(2024.01.20)

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昨年末に俳句小屋の展示作品を入れ替えました。 展示作品の中から、数点ご紹介いたします。 "冬の日の植物達の生きる音" 千 (ふゆのひのしょくぶつたちのいきるおと) 空気がピンと張って澄んだ冬の日は、音もよく通りますね。 音がしても意識していないと耳に入らないもので、野鳥観察の方とお話をすると、私の聞いていない小さな鳴き声を聞きわけていらっしゃることに、驚かされます。 最近、植物も動物とは違う方法でコミュニケーションを取り合っていることがわかってきたという番組があったのですが、もし植物達の声が私たちにも聞こえたら、うるさくて仕方ないかもしれませんね! ^^; "花八つ手神々しきや銀細工" とうこ (はなやつでこうごうしきやぎんざいく) 手のひら状に裂けた大きな葉からテングノハウチワの別名があり、厄除けとしても植えられるヤツデの木。 日当たりのよくない家の北側や物陰でもよく育ち、雄花から雌花へ性転換するといった特徴も持っています。 幾何学的な構造の整った花と合わせると、どことなく神秘的に見えてきますね。 (ヤツデの花) 今回の展示の様子です 。 寒い時期にも関わらず、たくさんのご投稿ありがとうございます。 本年も俳句コーナーをよろしくお願いいたします!! 俳句の展示は、当園で句会を開かれている「植物句会」松尾康乃先生のご協力のもとに行っており、約1か月おきに入れ替えています。俳句は野草園休憩所(俳句展示スペース)と、緑の情報館1階のポストで受け付けています。初心者の方も大歓迎です。みなさんのご投句を、お待ちしています! ※今回展示している俳句の一覧です。 <俳句係 M>