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ちょっと気になる路傍の花たちNo.31(2020.4.1)園内の雑草たちPart.3

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 前号,前前号からの続きです。  先ずは路傍の花No.29で紹介した「ホトケノザ」の白花を見つけましたよ。 (こちらは園外です) 割と珍しい「シロバナホトケノザ」  さて、バラ科キイチゴ属の「クサイチゴ」を紹介します。名前から草本と間違いやすいですが,立派な落葉小低木です。野イチゴの代表格で,黄色い花が咲くヘビイチゴと違って食べることができます。 立派な樹木ですよ!  ついでに「ヘビイチゴ」も紹介します。共にバラ科ですが,キジムシロ属になり,クサイチゴとは別属です。毒性はなく,ただ食べてもおいしくありません。花弁の間からガクが見えています。 毒性もないのに,別名「ドクイチゴ」  少し大形の「ヤブヘビイチゴ」  それから,園内でシソ科の「キランソウ」を見つけました。地面に広がったロゼッタ状の葉が目立ちます。 別名が「ジゴクノカマノフタ」すごい!  そして,園内ではありませんが,前から気になっていた植物です。  ヨーロッパ原産でナデシコ科の「シロバナマンテマ」です。全体に毛が多く,5弁花を一方に偏ってつける特徴があります。 壺状のガクに赤い線が入る  次は田の畦道などでよく見かけるゴマノハグサ科の「ムラサキサギゴケ」です。水生植物園ではは今,「シロバナサギゴケ」を見ることができますよ。 よく群生しています!  ちょっと上品な「シロバナサギゴケ」  次はイグサ科の「スズメノヤリ」です。普通に空き地などで繁茂していますが,小さくて目立ちません。種にエライオソームをつけるアリ散布植物になります。 大名行列で使った毛槍に似ていることから命名  最後はキク科の「ハハコグサ」です。言うまでもなく,春の七草の1つ,「ゴギョウ」のことです。 茎の先に黄色の小さな頭花が多数  そこで,「チチコグサ」を探したのですが,「チチコグサモドキ」と「ウラジロチチコグサ」を見つけましたが,写真は省略します。  コロナ対策で家にいることが多いかと思いますが,近所の空き地や原っぱに野草図鑑を手に散策してみませんか。       【解説員K】

ちいさな大発見!? No.29(2019.4.2)サギゴケ?

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 朝夕は少し冷え込みますが,日中は気温も上がり,福岡市動植物園は大勢のお客様で賑わっています。  それでは、次の2枚の写真をご覧ください。 「グレコマ・ヘデラケア」 針葉樹園花壇にて 「カキドオシ」 野草園東にて  どちらも,シソ科カキドオシ属の多年草です。「グレコマ・ヘデラケア」は,ヨーロッパ原産で,斑入りのリーフプランツとして有名です。グランドアイビーとも呼ばれ、グラウンドカバーなどにも使われるそうです。別名を「西洋カキドオシ」と言います。  一方,日本や中国などが原産の「カキドオシ」は野に咲く花です。特徴としては,シソ科の植物特有の茎が四角形で,葉や茎をもむとハッカのような匂いがあります。共に茎が地面を這う匍匐性(ほふくせい)があり,どんどん広がっていきます。  さらに次の2枚の写真をご覧ください。  水生植物園で見ることができる「シロバナサギゴケ」です。もう1枚は田の畦道などでよく見かける「ムラサキサギゴケ」です。 「シロバナサギゴケ」水生植物園にて 「ムラサキサギゴケ」南区で撮影  共に,ゴマノハグサ科サギゴケ属の多年草です。名前は、花のかたちが「サギ」の頭に、茎や葉が地面に広がる様子を「コケ」に似ているところから「サギゴケ」の名前が付いたそうです。  この4つの植物の共通点ですが,花の作りが筒状で花びらの先が上下の二片に分かれた唇のような形をしています。上唇と下唇をもつ唇形花(しんけいか)と言い,実はシソ科とゴマノハグサ科の植物は,花弁の造りが唇形花という特徴をしています。これは,種の保存(受粉)のため,花の色や構造で目立たせ,さらに匂いや蜜をだして虫を呼びやすくしています。すごい知恵ですね。 【解説員K】