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ちいさな大発見!? No.47(2019.7.18)ハイビスカスの仲間たち!

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 アオイ科フヨウ属の総称を「ハイビスカス」と言います。これらに共通しているのは,  ・1日花であること  ・5弁花であること  ・花の中心には多数の雄しべがくっついて筒状になり、その先っぽに雌しべが突き出ていることです。  それでは,アオイ科フヨウ属の花たちを紹介します。  先ず,温室に入ると,ハワイ諸島や熱帯・亜熱帯地方原産のハイビスカス(写真①)がところせましと咲いています。花色も赤やピンク,黄色,オレンジ,白,大きさも6~15cmくらいと多種多様です。    写真① 南国の花,ハイビスカス  同じく,東アフリカ原産のフウリンブッソウゲ(写真②)を紹介します。花が下向きに長い柄で垂れ下がる様子から'風鈴のようなハイビスカス'という名前が付けられています。こちらは1日花ではなく,数日咲きます。   写真② 深い切れ込みがあり、後ろに反り返るフウリンブッソウゲ  次は福岡市の花にも指定されているフヨウ(写真③)です。園入り口で迎えてくれます。また,フヨウの園芸品種で開花と共に白からピンクに変化する八重咲きのスイフヨウも(写真④)あります。写真は昨年の9月23日に撮ったものです。 写真③ 中国原産のフヨウ  写真④ 「酔った芙蓉」と書いてスイフヨウ  次はバラ園南で見ることができる「ムクゲ」です。写真⑤ 白花も咲いていますよ。 写真⑤ 中国原産で韓国の国花だそうです!  それでは,今,植物園で最も元気な植物を2つ紹介します。  1つめは日本原産で海岸近くに自生する塩生植物のハマボウ(写真⑥)です。 写真⑥ 花弁がスクリュー状に並ぶハマボウ  2つめが写真⑦のアメリカフヨウです。ハーブ園や温室入り口で20cm近い大輪の花を咲かせています。北アメリカ原産ですが,こちらは草本の宿根草になります。  写真⑦ 丸い1枚の花弁に見えますが,5弁花です!   さらに野草園では,同じく北アメリカ原産のモミジアオイ(写真⑧)が咲き始めました。アメリカフヨウに比べ,花弁がやや細くすきまがあります。こちらも草本です。 写真⑧ モミジの葉に似たモミジアオイ  また,アメリカフヨウとモミジアオイを交配してできたタイタンビカスの...

チョット気になります,路傍の花たち No.18(2018.10.25)

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 南区の樋井川上流を愛犬と散歩中,護岸のコンクリートの隙間から根を張って,立派に花を咲かせている植物をたくさん見かけます。その一部を紹介したいと思います。  青や紫,白,薄青など,様々な色合いに熟す宝石のような美しい実が目に入ってきました。「ノブドウ」です。藍色とか群青色などと言うのでしょう。ブドウ科ですが,食べられません。 【ノブドウ】   地中海,ヨーロッパ原産でロックガーデン用として入ってきた「ツタバウンラン」。石垣や河川の護岸などのコンクリートに茎を這わせ、根を出して広がっていきます。  【ツタバウンラン】  北アメリカ原産の帰化植物で観賞用として導入された「セイタカアワダチソウ」です。秋の花粉症を発症させるという悪いイメージが一時,定着しましたが,ミツバチ等の蜜源植物であることから風で花粉を飛ばすことはなく,まったくの濡れ衣だったことがわかってきました。  最近では葉や茎にポリフェノールを多く含むことがわかり,また,漢方薬として使われるなど,多くの薬効成分があることが知られています。  ただし,外来生物法により要注意外来生物に指定されています。  【セイタカアワダチソウ】  タデ科の多年草でヒマラヤ原産の「ヒメツルソバ」です。明治期にロックガーデン用として取り入れられたそうで,護岸にもびっしりと繁茂していました。匍匐性があり,夏場は花が絶えますが,5月から11月頃まで咲き続けます。 【ヒメツルソバ】  アオイ科の落葉低木で言わずと知れた福岡市の花「フヨウ」です。朝からきれいなピンクの花を咲かせていますが,夕方にはしぼんでしまう1日花です。 【フヨウ】  以前,No.15で2度楽しめると紹介した「クサギ」です。花弁が落ちた後,ガクは残って実を包み,実が熟してピンクのガクが星形に開きました。 【実を付けたクサギ】  このほかにも,サルスベリやイタドリなども見つけました。  これらの植物は風によるものか,鳥によるものか定かではありませんが,種から発芽したと考えられます。  厳しい条件の中でも懸命に根をはり,わずかな雨水や養分を吸収して生長しているこれらの植物。本当にたくましいの一言に尽きます。  尚、ノブドウやヒメツルソバ、フヨウは園内でも今、見ることができます。 ...