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ちいさな大発見!? No.80(2020.4.30)今が旬 Part.8!

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 千葉では80万本のチューリップ、そして、八女でも黒木の大藤が、密集を防ぐ目的から刈り取られたというニュースに、驚きと共に関係者の方々の無念さを痛感させられました。来年こそは私たちの目を楽しませてほしいものです。  さて、エントランスの「マーガレット」も閉園の間にすっかり満開の時期を迎えたようです。カナリア諸島原産でキク科モクシュンギク属のマーガレットは一重咲きから八重咲きなど、花色も多数あります。 シュンギクのような葉  芝生広場では、脇にそびえ立つモクレン科の「ユリノキ」、別名を「チューリップツリー」が咲いています。明治期に日本に入ってきたとき、まだチューリップは珍しく、日本人によく知られていたユリが和名に使われたようです。もちろん、チューリップはユリ科ですから間違いではないですが。 黒く見えるのは昨年の果実  ちいさな大発見No.35(2019.4.28)で「ユリノキ」について詳しく紹介しています。ブログ内検索で「ユリノキ」と打ち込んでみて下さい。  香りの路を歩いていると、バナナの匂いがしました。中国原産でモクレン科の「カラタネオガタマ」です。英名を「バナナブッシュ」と言います。花は平開しません。オガタマは霊を招くと言う意味の「おきたま(招霊)」が訛ったと言われており、神社などに植栽されています。日本原産の「オガタマノキ」とは仲間です。 漢字で「唐種招霊」  同じくモクレン科の「ホオノキ」が大きな花をつけています。日本原産で花や葉、樹高とすべてが大きい植物です。特に葉は30~40cmあるものもあり、日本原産の広葉樹の中では、最も大きなものの1つです。  この葉を使った「朴葉巻き」というお菓子が信州にありましたね。 油山のもーもーランドでも!  香りの路を通り過ぎると温室入り口脇でノウゼンカズラ科の「コガネノウゼン」が咲いています。ブラジル原産で「イペー」、英名は「ゴールデン・トランペットツリー」と言います。沖縄では街路樹に植えられ、2月頃から咲いているそうです。 ブラジルの国花らしいです!  最後はロウバイ科で北アメリカ原産の「クロバナロウバイ」です。中国原産で黄色いロウバイの花とは属が違います。葉やチョコレート色の花から微かなイチゴのような芳香があります。大変よく似た変種の「...

ちいさな大発見!? No.35(2019.4.28) 木の上に咲くチューリップ?

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 昨日から10連休が始まり、植物園では‘バラ祭り’が始まりましたが、満開は10連休の終わりごろになるのではないかと言われています。  さて、芝生広場のハーブ園側に、福岡市植物園が開園した昭和55年(1980年)当時に植えられた立派な木(写真①)がそびえています。 (写真①)  近づいてみると、何と木の上にたくさんのチューリップの花(写真②)が咲いているではないですか。どうして木の上にチューリップが??? 写真② 花弁の基部がオレンジ色  この木の名前はモクレン科の「ユリノキ」です。北アメリカ原産で明治の初めに日本に入ってきました。原地では高さ50m以上になるものも存在したそうで、先住民の人たちはこの木でカヌーを作ったそうです。  アメリカ等では「チューリップツリー」と呼ばれ、花の底にたまるくらい大量の蜜をだし、質の良いハチミツがとれる蜜源植物としても有名です。  さて,和名が「ユリノキ」になったのは、当時、まだチューリップが日本人にあまり認知されていなったそうで、誰でも知っているユリの花の名前をつけたそうです。  ところで、面白いのは花の形だけでなく、葉(写真③)の形もです。葉先がVの字に切り取られたような形をしています。 写真③ 半纏形?  最近は寒くてもあまり見みかけなくなりましたが、形が着物の半纏(はんてん)に似ているということで、別名を「ハンテンボク」と言います。  さらに、次の写真④を見てください。 写真④ 昨年の実の一部が残っている!  秋以降、結実した実は落下傘のように回転しながら落ちていきますが、一部、写真④のように外側の実が残ることもあります。完全な形で落果したものが次の写真⑤です。 写真⑤ ユリノキの果実  近々、植物園に来る機会がありましたら、是非、芝生広場にある`木の上に咲くチューリップ,ユリノキ’も見てください。 【解説員K】