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ちいさな大発見No.116(2021.2.22)あらあら、不思議です?!

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 今、梅園では多くの梅の園芸種が見ごろを迎えています。    ところで、原種に近いとされる野梅性の「見驚(ケンキョウ)」をじっくりと見ていると、全体が白梅の中に、2カ所で一部の枝に濃いピンクの花が咲いている枝を見つけました。    他にもモデル庭園裏の斜面で2本のウメに同じような状態で咲いているウメを見つけました。 源平咲きとも言います!    これらは‘枝替わり’と言って、遺伝子の突然変異によって起きる現象です。ツバキやツツジなどでもよく起きるようです。    さて、冒頭で紹介した八重咲きの「見驚」ですが、本来は大輪の淡いピンク一色です。それが、どうしたわけか、白ベースで咲いているのです。不思議です。  そして、「見驚」の隣には、一本の枝に紅梅と白梅が一緒に咲いたり、一輪の花びらが紅白になったり、絞りが入ったりする野梅性の「輪違い(思いのまま)」があります。 一昨年の「輪違い」 近所の「輪違い」    ところが、今年の梅園の「輪違い(思いのまま)」は、昨年から咲き分けをすることなく全体が淡いピンク一色で咲いています。いったいどうしたのでしょうか。 なかなか、私たちの おもいのまま にはならないようです。   みなさんも時間をかけてじっくりと観察してみると、新たな発見が見つかるかもしれません。  【解説員K】

ちいさな大発見!? No.65(2020.2.12)「思いのまま」になりません?

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 今、植物園の梅園ではウメの花が満開の時期を迎えています。紅や白、桃など、色とりどりの梅の木がほのかな芳香を放っています。  階段を降りると最初に目に入ってくるのが「思いのまま」です。  写真① 紅や白、絞りに咲き分ける「思いのまま」  「思いのまま」は咲き分けをするウメで有名です。1本の樹で複数の花色を咲かせる咲き分けは、いくつかパターンがあります。例えば、1本の枝に複数の色の花を咲かせたり、枝単位で異なった花色を咲かせたりします。また、1つの花に紅と白の花弁が混ざったり,絞りが入ったりします。 しかし、梅園の「思いのまま」は今年も写真①のように淡いピンク一色でした。これも、「思いのまま」なのです。ちょっと残念です。  それでは、次の写真をご覧下さい。 写真②  写真③  写真④  ②~④の写真はモデル庭園トイレ裏にあるウメです。間違いなく、咲き分けをしています。品種名は不明ですが、その系統のウメでしょう。  ところで、「思いのまま」のすぐ隣に「見驚」と言うウメがあります。八重咲きの大輪で咲き進むと白くなる特徴があります。これは咲き分けではないようです。  写真⑤「あまりの大輪を見て驚く」が名前の由来  ちなみに,私の近所で見かけた「思いのまま」です。樹高1.5mほどの若い梅の木ですが,株全体で紅白競い合っていました。 写真⑥ ご近所の「思いのまま」 【解説員K】

ちいさな大発見!? No.23(2019.2.15)「思いのまま?」

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 ゲートから右手の情報館を過ぎトイレ前より階段を下りていくと,庭木園Bの梅ゾーンに着きます。そこに、ウメ「思いのまま」があります。今,ちょうど2分咲きといったところでしょうか。  「思いのまま」は「輪違い」という別名があるようにピンクや白,絞りの入った異なる色の花を,同じ1本の木の中で咲かせます。写真①~③   写真① 紅白に咲き分け 写真② 拡大したところ 写真③ 絞り入り  この「思いのまま」の名前の由来は、同じ1本の木に赤い花と白い花を一緒に咲かせますが,とても気紛れで、年によってはピンクばっかりだったり白ばっかりだったりもするそうです。その気紛れさが名前の由来とのこと。香りも強く,人気の品種だそうです。  実は①~③の写真は,花木園Bにある「思いのまま」ではありません。本来なら,①の写真のように半々に咲き分けてくれると嬉しいのですが,今年はどうしたことか,全身ピンク(写真④)なのです。もちろん,もう少し開花が進めば,白い花も咲かせてくれるかもしれません。  このように,年によりその咲き方はまちまちです。さすがは「思いのまま」ですね。 全身ピンクの「思いのまま」  では,「①~③の写真の梅はなに?」と言うことになります。  こちらはモデル庭園のトイレ裏に通路を覆うように咲いています。たよりの銘板には「梅」としか表記がなく,こちらこそ正真正銘の「思いのまま」なのかもしれません。  もう一つ考えられるのが,接ぎ木による源平咲きの可能性です。源平咲きは白梅に紅梅を接ぎ木することで,枝ごとに異なる色の花が咲きます。ですから次年度の開花状況を見て,今年と同じ枝に同じ色の花が咲けば,接ぎ木による源平咲きと言うことになろうかと思います。逆に今年と異なる咲き方をすれば,「思いのまま」の可能性が高いということです。  草木の特徴や性質を知ると,植物の見方が多少変わりますね。是非,植物園においで下さい。 【解説員K】