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“四月にねさくらさいたら春が来た” 俳句の展示入れ替えました。(2018.5.15)

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 野草園の休憩所内に展示している俳句作品を入れ替えました。  展示した句の中から、いくつかご紹介します。  今回も展示しきれないほどのたくさんの句を投稿いただきましたが,  今回は,特に“ 桜 ”と“ チューリップ ”の句が多くみられました。    「春の花は?」と聞かれて真っ先に思い出すのが“ 桜 ”という方も多いでしょう。   “ 四月にねさくらさいたら春が来た ” とくいかちさえ    (しがつにねさくらさいたらはるがきた)  お子様が書かれた句でしょうか,“さくらさいたら春が来た” 当たり前の事ですが,  季節を感じる心を大切にしながら,育ってほしいものです。    “ 桜 ”には多くの品種がありますが,植物園内には約60種が植えられています。  来年の春には,ぜひ探してみてください。  子どもたちに花の絵を描いてもらうと,“ チューリップ ”の絵を描く子が多いのではないでしょうか。それほど“ チューリップ ”は誰にでも身近で親しみやすい花なのでしょう。   “ 画用紙の中いっぱいのチューリップ ” 大長清子    (がようしのなかいっぱいのちゅーりっぷ)  春は遠足シーズン。園内の芝生広場には多くの園児たちが楽しそうに遊ぶ声が響いています。 芝生広場の近くにトチノキの大木があります。   “ ピラミッド園児の声と栃の花 ” 靜雄    (ぴらみっどえんじのこえととちのはな)  トチノキは,トチノキ属の落葉高木で,花は4~5月頃咲き,一つひとつの花が集まって円錐状に立ち上がった形はこの時期とても目立ちます。まるでピラミッドのような形にも見えます。  園内を散策していた作者が,芝生広場で元気に駆け回る園児たちを微笑ましい眼差しで眺めていると,ふと近くの天に昇るようなトチノキの三角錐の花に気づき,その姿と同化させたのでしょうか。 *この展示は、植物園で句会を開かれている「植物句会」松尾康乃主宰のご協力のもとに展示しており、約1か月おきに入れ替えを行っています。 *今回展示...

温室でボーモンティア・グランディフロラの花が咲いています!

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 現在,大温室2階で,ボーモンティア・グランディフロラの花が咲いています。 ボーモンティア・グランディフロラは,キョウチクトウ科ボーモンティア属のつる植物で,インドが原産です。  白く大きな花をつけます。中国名で「清明花」、英名で「ヘラルド・トランペット」と言われます。花には芳香があり、したたるほどの蜜ができます。 大温室の階段を上って2階にいくと,間近に白く大きな花を見ることができます。まだつぼみもありますが, 温室内でも今の時期にしか見られない花ですので,お早めにご覧ください。 (植物展示係 下川)

今年は『ヒスイカズラ』の開花が早いかも(2018.2.28)

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例年は、3月末から4月が見頃になる『ヒスイカズラ』の蕾が今年は2月からかなり膨らんできました。2月27日の色づいた蕾の状況です。 下の二枚は、一昨年、昨年の3月末の花の写真です。 今年の『ヒスイカズラ』は早く咲くと予想されます。 特に、回廊温室では上の棚から10数本の蕾が下がっているので、3月の開花時にはかなりの迫力になるでしょう。 『ヒスイカズラ』はマメ科ヒスイカズラ属の植物ですが、同じ『カズラ』の名前が付いた『ベンガルヤハズカズラ』や『マイソルヤハズカズラ』も温室にあります。 『ベンガルヤハズカズラ』や『マイソルヤハズカズラ』はキツネノマゴ科ヤハズカズラ属になります。 下の写真が『マイソルヤハズカズラ』です。こちらは水生温室に咲き始めています。 いろんなカズラが咲く3月。 是非、植物園に鑑賞に来ていただき、美しい写真を撮ってください。 (緑の相談員 О)

黄色いパラボラアンテナ 福寿草(2018.2.22)

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野草園にフクジュソウ【福寿草】(キンポウゲ科)の黄色い花が咲いています。別名は元日草・元日花とも呼ばれて、江戸時代から正月の飾りとして使われてきました。江戸時代の正月はもちろん旧正月のことで、今年もきっちりと2月16日の旧正月に合わせて咲きました。  おわん型に咲くフクジュソウの花は、よくパラボラアンテナに例えられます。フクジュソウは昆虫に花粉を運んでもらう虫媒花ですが、昆虫を引き寄せるための蜜は持っていません。その代わり、パラボラアンテナが電波を集めるように、太陽光を花の中心部に集めて暖かい空間を用意して昆虫たちをおびき寄せているのです。  まだ肌寒い時期に昆虫たちをおびき寄せるすばらしいやり方ですが、それでは暖かい太陽光が当たらない日にフクジュソウの花はどうなっているのでしょうか?  上の写真は2月21日(水)、朝からどんよりと曇っている日の花の様子ですが、前の日にはしっかり広げていた花びらを閉じています。フクジュソウは太陽光の当たり具合で花びらの開閉を行っているんです。  そのため、この時期、特に曇りの日に緑の情報館を訪ねてこられたお客様が「フクジュソウ咲いてますか?」と聞かれると答えにくい時があります。自信がない時には「もしかしたら開いていないかもしれません。」と答えていますのでご理解お願いします。  ところで、寒いうちから黄色い花を咲かせて私たちを楽しませてくれるフクジュソウですが、花が終わったらどういう姿になるかご存知ですか? 花が咲き終わると、ニンジンに似た小さい葉をいっぱいに広げて光合成を行い栄養分を貯めこみます。そして、他の植物が茂って競争相手が多くなる初夏の頃には、葉を枯らして長い休眠期に入ります。このように他の植物と競合しない生き方は「ハミズハナミズ」という別名を持つヒガンバナなどと同じパターンですね。(「葉見ず花見ず 2017.1.10」のブログをご覧ください。)  フクジュソウで早春の雰囲気をいち早く感じ取ってください。               (解説員)

ぽかぽか陽気にハナナが咲き始めました

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ハナナ※は2月上旬開花予定でしたが,寒さが続いたためか,少しずつしか咲きませんでした。しかし本日の陽気に誘われてか,一斉に咲き始めました!! いよいよ春の訪れでしょうか。  ハナナは,植物園入口から入って,すぐ前の花壇にあります。 ※ハナナはアブラナ科のアブラナ属の植物で,菜の花の一種ですが,冬に咲き始めるので「寒咲き花菜」と名付けられました。花が少ない時期にハチミツをとるため,チリメンハクサイを改良して作られたものです。  今年は,早陽1号と金木花菜の混合種を使っています。 (植物展示係 下川)

梅は咲いたか 桜はまだかいな(2018.2.9)

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  立春を過ぎて、寒さで遅れていた園内のウメの開花がやっと本格的になってきました。  ウメが咲いてくると、この時期次に気になるのはサクラの開花です。昨日の朝刊に日本気象協会が発表した桜の開花予想が紹介されていましたが、福岡の予想日は3月24日で全国的に平年並みの見込みとのことです。ご承知のとおり、開花予想はソメイヨシノを基準にして行われていますが、園内の早咲き種(ソメイヨシノより早く咲く種)の現在のつぼみの様子をお知らせします。  まず園内で毎年真っ先に咲くカワヅザクラ【河津桜】です。カンヒザクラやオオシマザクラの自然交雑により生じたと考えられている早咲き種で、すでにつぼみが大きくふくらんでいます。ちなみに昨年の開花は1月28日(満開は2月22日)だったので、今年はやはり寒さで遅れているようです。  次はシュゼンジカンザクラ【修善寺寒桜】です。やはりカンヒザクラが片親である雑種です。昨年の開花は2月21日(満開は3月1日)でした。  最後はカンヒザクラ【寒緋桜】です。花は赤みが強く下向きに咲きます。昨年の開花は2月24日(満開は3月7日)でした。  サクラのつぼみは、冬のきびしい寒さを感じたあとにはじめて休眠から覚めるという性質をもっています。そのため早咲き種の開花時期は、春先の気温の状況で毎年かなり変動するようです。  ちなみにカワヅザクラの例ですと、昨年は1月28日でしたがその前2年は2月13日、2月22日でした。さて今年はいつごろ花を咲かせてくれるのか、待ち遠しいですね。        (解説員)

今日は立春 春の足音を探して(2018.2.4)

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 雪が舞う立春の日曜日となりました。  「春の兆しなんて、まだまだ先でしょ。」、と言いたくなりますが、刻々と近づく春を、生き物たちが教えてくれています。  写真は梅園のウメ(ヒノツカサ)のつぼみ。昨年に比べるとウメの開花は遅れているようですが、ほころび始めたつぼみには、花びらの姿を見ることができます。    こちらの白いウメは(雪月花)。早咲きの品種で梅園では一足早く、開花しました。  3分咲きといったところでしょうか。    カンザキハナナも咲きそろいつつあります。  今朝の針葉樹花壇は雪に覆われていました。地上に頭を出したチューリップの芽が、すっくと空に向かっています。                 野草園のフクジュソウのつぼみ。雪に囲まれていました。  黄色い花に光を集める姿に、早く出会いたいものです。   ニホンズイセンはまだまだ見頃です。 寒い日が続きますが、植物園で春の足音を探してみませんか? (ぽかぽか温室もご用意しています。)                                   (植物展示係 佐藤) 

樹木たちの春の準備~冬芽の表情(2018.1.31)

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 暦の上ではまもなく立春。園内の樹木たちは寒い冬を過ごすために冬芽をつくって春を待っています。春にむかって着々と準備をすすめている樹木たちの今の表情を集めてみました。  最初にあげたのはトチノキ(トチノキ科)です。春に葉や花になる大事な芽を守るために鱗(うろこ)のような芽鱗(がりん)で覆っていますが、さらに表面を粘液で覆って乾燥や食害を防いでいます。  サクラやヤナギなどの冬芽も丈夫な芽鱗に覆われています。 ソメイヨシノ(バラ科) ピンクネコヤナギ(ヤナギ科)   モクレン科の冬芽は芽鱗に毛が生えていて見るからに暖かそうです。 ハクモクレン アレクサンドリナ(園芸種)  芽鱗を持たず裸の芽が縮こまっているものは裸芽(らが)といいます。 アジサイ(アジサイ科) オニグルミ(クルミ科)  常緑樹もしっかりと冬芽をつけています。 タイサンボク(モクレン科) オオカナメモチ(バラ科)  寒い中、早くも葉を広げている種類を見つけました。 ハクウンボク(エゴノキ科) ニワトコ(スイカズラ科) 最後に早春に開花させるためにつぼみを大きくふくらませている種類を紹介します。 ジンチョウゲ(ジンチョウゲ科) ミツマタ(ジンチョウゲ科)  まだまだ寒い日が続くと思いますが春はもうすぐ。植物園で春の気配を感じてみませんか。 (解説員)

冬のバラまつり? 来週火曜日で終わりますよ(2018.01.11)

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 この数日,厳しい寒さが続いていますが,植物園では,美しい花を見ることできます。  特にバラ園では,冬のバラ祭りといっていいのではないかと思うほど,多くのバラが咲いています。    本日のバラ園の様子。ほとんどのバラが見ごろといって言っていい状態です。     これだけの寒さにも負けず,次々に咲いています。  厳しい寒さで,来園者もまばらですが,逆にバラをじっくり楽しむことのできるメリットもあります。  しかし・・・勿体ないのですが,春に綺麗なバラを咲かせるために1月17日(水)から2~3日かけて,すべての花を剪定しなくてはなりません。 剪定すると,花はすべてなくなります! ぜひ,お早めに植物園にお越しください。  また,寒い屋外でバラを鑑賞した後は,温室で咲き誇る花々がお待ちしています。  温室回廊室では,「ブーゲンビレア」が見ごろを迎えています。  ブラジル原産のつる植物「カエンカズラ」も見ごろを迎えています。カエンカズラの名前は,鮮やかな橙色の花が,一斉に咲き誇る様子が火炎のように見えることからついた名前です。  他にも見ごろの植物が,たくさんあります。暖かい休憩場所もありますので,冬の植物園へも,是非,お越しください。                               (植物展示係 下川)