目玉焼きの木-タイワンツバキ(2016.10.21)
庭木園にタイワンツバキ Gordonia axillaris が咲いています。花は一重の平開咲きで純白の花弁に黄色い雄しべが多数つきます。
花はぽとり落ちて雄しべを上に地面に並び、その様子がまるで目玉焼きのように見えます。そこで英語名はフライドエッグツリー Fried egg tree (目玉焼きの木)と名付けられています。
この花は、その名のとおり台湾や中国、ベトナムが原産で、日本のツバキ属 Camellia に比べて葉が長い(長楕円形)のが特徴で、縁にわずかに鋸歯があります。
花期は長く、昨年の記録では10月初めから11月末ごろまで咲き続けます。芝生広場東側、園路から階段を下りたところに咲いていますので是非ともご覧ください。 (解説員)
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