“をさな子の力自慢や赤南瓜”俳句の展示を入れ替えました(2016.11.11)

野草園の休憩所内に展示している俳句作品を入れ替えました。
今回展示した句の中から、いくつかご紹介します。
“をさな子の力自慢や赤南瓜” 吉田由美子
(おさのごのちからじまんやあかかぼちゃ)
“叱つても子は乗りたがる大南瓜” 北崎まり
(しかってもこはのりたがるおおかぼちゃ)
この秋、植物園の入口広場に「おばけカボチャ」が大集合しました。
5キロ~50キロもある大カボチャを50個以上集めて、来園者に触って楽しんでもらいました。
一つの果実がこんなにも大きくなるだけでも不思議で驚きなわけですが、展示していて不思議だったことがもう一つ。
句にもあるように、小さい子どもたちはカボチャに近づくとまず最初に、目の前のカボチャを抱え上げようとするのです。
とても持ち上げきれないほどの大きなカボチャを抱える子、懸命に持ち上げて周りの大人にほめられる子、さらには、巨大なカボチャによじ上ったりと。
“おさな子”がカボチャを抱えたがる理由はよくわかりませんが、そのゴツゴツしてズッシリ重い質感を体中で感じてくれたようです。
これからも、普段の生活ではなかなかできない体験の機会も、より多くご提供していきたいと考えています。
“園に在る俳句の径草の花” 古賀伸治
(えんにあるはいくのこみちくさのはな)
ご存知でしょうか? 植物園内には12本の俳句の句碑が建っています。
このブログでも紹介している俳句作品は、野草園の休憩所に展示していますが、句碑は、その周囲の「野草園」や「郷土樹木園」と呼んでいるエリアに点在しています。
園路の”径(こみち)”をゆっくりと周っていただくと、ツバキやウメなどの落ち着いた花々やワレモコウやフクジュソウなどの野の草花たちを、季節毎に楽しんでいただけます。
花を見るとともにその傍にある句碑にも目を向けていただき、句の中の風景も併せて楽しんでいただければうれしく思います。
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園内の句碑の一つ“辛夷咲き揃う一花も傷つかず”(こぶしさきそろういっかもきずつかず) 富田木荘 |
*この展示は、植物園で句会を開かれている「植物句会」松尾康乃主宰のご協力のもとに展示しており、約1か月おきに入れ替えを行っています。
*展示している俳句の一覧です。
(園長 上田)
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