大温室の一角で食虫植物たちが花を咲かせています。白い5弁の花を咲かせているのは捕虫葉(ほちゅうよう 虫をとらえる葉)で虫をはさみこむハエトリグサです。
薄い紫色の花弁の花は、べたつく粘液で虫をつかまえるモウセンゴケです。
その他現在は咲いていませんが、モウセンゴケと同じく粘液で虫をつかまえるムシトリスミレの花はこのように咲きます。
このように並べてみると、食虫植物たちのの花には共通する形・・背高のっぽ=花の柄が長いという特徴があることがわかります。食虫植物たちは虫をつかまえて養分を吸収していますが、一方花を咲かせたあとの受粉に関しては虫たちに媒介してもらう必要があります。そのため花を捕虫葉から十分に離して、受粉を手伝ってくれる虫たちは誤ってつかまえないようにしています。つまり養分にする虫と受粉を手伝ってくれる虫を使い分けていることになります。食虫植物たちの生き残るためのすごい知恵ですね。
ちなみに落とし穴を使って虫をつかまえるタイプの食虫植物の花も背が高いです。
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サラセニア |
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ウツボカズラ |
ユニークな形で独特な生き方をしている食虫植物たち。大温室の食虫植物コーナーでその魅力を発見してください。 (解説員)
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