“どんぐりをトトロのようにひろってく” 俳句の展示入れ替えました。(2018.11.2)
野草園の休憩所内に展示している俳句の作品を入れ替えました。
秋の植物園は,とても賑やかです。
「なにが?」って?
まずは,たくさんの遠足の子どもたちの声。
ブログを書いている今も,窓の外から子どもたちの賑やかな声が聞こえてきます。
福岡中央高校によるガーデンコンサート(10月21日実施済み)
ボランティアによるバラガイド(土日祝日のみ)
ローズカフェ(毎日)や焼き菓子,雑貨の販売(土日祝日のみ)なども行っています。
「秋のバラまつり」は11月4日までですが,その後も11月中旬くらいまではバラは咲いています。
秋のバラは特に香りが売りです! ぜひ足をお運びください。
本題からかなりそれましたが,
ここで10月に投稿いただいた俳句の中で,バラにまつわる俳句を紹介しますね。
“なつかしき名前見つけしバラの園” みち代
(なつかしきなまえみつけしばらのえん)
“薔薇の園アリスがやってくるかしら” 朱扇
(ばらのえんありすがやってくるかしら)
バラは19世紀頃から人為的な交雑が始まり,今日まで27000もの園芸品種の記録があり,
2000~3000品種が現存し,毎年約200の新品種が発表されているそうです
(「園芸植物大辞典」小学館より)。
こんなに多くの品種がある中で,人の名前を冠したものもたくさんあります。
ジョン・F・ケネディ,オードリー・ヘップバーン,マリリン・モンロー,プリンセス・ミチコ,ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ,などなど。
作者のみち代さんはどんな名前を見つけたんでしょうね。
賑やかなのは,コスモスも負けてません。
植物園の入口広場花壇では6品種のコスモスが,賑やかに咲き誇っています。
さすがに人気のコスモスです,
「コスモス」や「秋桜」を季語とした俳句を6作品も投稿いただきましたのでご紹介します。
“秋桜の笑顔も同じ家族かな” マーシー
(あきざくらのえがおもおなじかぞくかな)
“晴れの日のお喋り弾む秋桜” 武藤典子
(はれのひのおしゃべりはずむあきざくら)
“大木の下に揺るるや秋桜” 鮫島成子
(たいぼくのしたにゆるるやあきざくら)
“コスモスを撮る人の瞳の真っ直ぐさ” 想太郎
(こすもすをとるひとのめのまっすぐさ)
“コスモスがおけしょうしてるきれいだな” ふちれ
(こすもすがおけしょうしてるきれいだな)
“秋桜と共に来る我誕生日” 裕
(あきざくらとともにくるわれたんじょうび)
入口花壇のコスモスは,11月中旬ごろ,春に向けて菜の花に植え替えますので,
今年最後のコスモスを,ぜひ植物園に見に来てくださいね。
最後にもう一つ賑やかなのが,どんぐり。
ブナ科の木の実のことを「団栗(どんぐり)」といいますが,
日本で見られるブナ科の樹木23種のうち,動植物園には20種があり,
園内のあちらこちらにどんぐりが転がっています。
子どもたちはどんぐりが大好き。たくさん拾っておうちに持って帰ってます。
そんな様子を詠んだ俳句をご紹介します。
“どんぐりをトトロのようにひろってく” 池田虎太郎
(どんぐりをととろのようにひろってく)
“秋晴に団栗拾う子供たち” 関屋壱晧
(あきばれにどんぐりひろうこどもたち)
“どんぐりをひろってたのしかったよね” ゆうと
(どんぐりをひろってたのしかったよね)
“どんぐりを集め楽しむ我が子かな” ととう
(どんぐりをあつめたのしむわがこかな)
“木の実拾ってはぽい拾ってはぽい” 松尾康乃
(このみひろってはぽいひろってはぽい)
園内で見られるどんぐりを一堂に集めた「どんぐりの標本展」を,
10月10日から11月11日まで「緑の情報館」1階で行っています。
「どんぐりげなどれも同じやろうもん!」って思っているあなた,ぜひ見に来てください。
いろんな形のどんぐりがあって楽しいですよ。
そして家族で園内のどんぐりとどんぐりの木を探してみてもおもしろいかも。
*今回展示している俳句の一覧です。
秋の植物園は,とても賑やかです。
「なにが?」って?
まずは,たくさんの遠足の子どもたちの声。
ブログを書いている今も,窓の外から子どもたちの賑やかな声が聞こえてきます。
(ブログでお伝えできないのが残念…)
そして,バラ。
今年の秋バラは(もちろん春バラには及びませんが)とてもきれいに咲いていて,賑やかですよ。
今年の秋バラは(もちろん春バラには及びませんが)とてもきれいに咲いていて,賑やかですよ。
(福岡バラ会の皆様からもお褒めいただきました(^_^;))
植物園では,10月19日から11月4日まで「秋のバラまつり」を行っています。
約250種1100株のバラが香り高く咲き誇る「バラ園」はもちろん,
「秋のバラまつり」のスタートを彩る,福岡バラ会主催「秋のばら展(10月19日~10月21日実施済み)」や,
約250種1100株のバラが香り高く咲き誇る「バラ園」はもちろん,
「秋のバラまつり」のスタートを彩る,福岡バラ会主催「秋のばら展(10月19日~10月21日実施済み)」や,
福岡中央高校によるガーデンコンサート(10月21日実施済み)
ボランティアによるバラガイド(土日祝日のみ)
ローズカフェ(毎日)や焼き菓子,雑貨の販売(土日祝日のみ)なども行っています。
「秋のバラまつり」は11月4日までですが,その後も11月中旬くらいまではバラは咲いています。
秋のバラは特に香りが売りです! ぜひ足をお運びください。
本題からかなりそれましたが,
ここで10月に投稿いただいた俳句の中で,バラにまつわる俳句を紹介しますね。
“なつかしき名前見つけしバラの園” みち代
(なつかしきなまえみつけしばらのえん)
“薔薇の園アリスがやってくるかしら” 朱扇
(ばらのえんありすがやってくるかしら)
バラは19世紀頃から人為的な交雑が始まり,今日まで27000もの園芸品種の記録があり,
2000~3000品種が現存し,毎年約200の新品種が発表されているそうです
(「園芸植物大辞典」小学館より)。
こんなに多くの品種がある中で,人の名前を冠したものもたくさんあります。
ジョン・F・ケネディ,オードリー・ヘップバーン,マリリン・モンロー,プリンセス・ミチコ,ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ,などなど。
【プリンセス・ミチコ】 |
賑やかなのは,コスモスも負けてません。
植物園の入口広場花壇では6品種のコスモスが,賑やかに咲き誇っています。
さすがに人気のコスモスです,
「コスモス」や「秋桜」を季語とした俳句を6作品も投稿いただきましたのでご紹介します。
“秋桜の笑顔も同じ家族かな” マーシー
(あきざくらのえがおもおなじかぞくかな)
“晴れの日のお喋り弾む秋桜” 武藤典子
(はれのひのおしゃべりはずむあきざくら)
“大木の下に揺るるや秋桜” 鮫島成子
(たいぼくのしたにゆるるやあきざくら)
“コスモスを撮る人の瞳の真っ直ぐさ” 想太郎
(こすもすをとるひとのめのまっすぐさ)
“コスモスがおけしょうしてるきれいだな” ふちれ
(こすもすがおけしょうしてるきれいだな)
“秋桜と共に来る我誕生日” 裕
(あきざくらとともにくるわれたんじょうび)
入口花壇のコスモスは,11月中旬ごろ,春に向けて菜の花に植え替えますので,
今年最後のコスモスを,ぜひ植物園に見に来てくださいね。
最後にもう一つ賑やかなのが,どんぐり。
ブナ科の木の実のことを「団栗(どんぐり)」といいますが,
日本で見られるブナ科の樹木23種のうち,動植物園には20種があり,
園内のあちらこちらにどんぐりが転がっています。
子どもたちはどんぐりが大好き。たくさん拾っておうちに持って帰ってます。
そんな様子を詠んだ俳句をご紹介します。
“どんぐりをトトロのようにひろってく” 池田虎太郎
(どんぐりをととろのようにひろってく)
“秋晴に団栗拾う子供たち” 関屋壱晧
(あきばれにどんぐりひろうこどもたち)
“どんぐりをひろってたのしかったよね” ゆうと
(どんぐりをひろってたのしかったよね)
“どんぐりを集め楽しむ我が子かな” ととう
(どんぐりをあつめたのしむわがこかな)
“木の実拾ってはぽい拾ってはぽい” 松尾康乃
(このみひろってはぽいひろってはぽい)
園内で見られるどんぐりを一堂に集めた「どんぐりの標本展」を,
10月10日から11月11日まで「緑の情報館」1階で行っています。
「どんぐりげなどれも同じやろうもん!」って思っているあなた,ぜひ見に来てください。
いろんな形のどんぐりがあって楽しいですよ。
そして家族で園内のどんぐりとどんぐりの木を探してみてもおもしろいかも。
*今回展示している俳句の一覧です。
(園長 井上)
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