ちいさな大発見!? No.152(2022.1.9)ハリーポッター、伝説の植物?

  みなさんはマンドレイクと言う植物を知っていますか。

 ハリーポッターの映画の中で登場するのですが、スプラウト先生が石にされた生徒を救うために育てている魔法薬草です。茎を引っ張り出すと根の部分に顔があり、大声で泣き出し、その声を聞くと死んでしまうこともあるとか。授業では耳あてをして生徒たちが苗を引きぬくも、ネビルは気絶してしまうシーンがあります。

 実はこのマンドレイクは実際に存在するのです。

 中世ヨーロッパの時代から薬草として利用された記録があり、根や果実には幻覚や幻聴などを起こし、時には死に至る神経毒が含まれているそうです。また、根茎が複雑に絡み合って分かれ、個体によっては人の姿に似るようで、それが映画の中で使われているのです。

やっぱり、ナス科ですね!

 さて、マンドレイクはナス科マンドラゴラ属の植物で、茎はなく、5枚の花弁と1本のめしべ、5本の雄しべからなります。原産地はヨーロッパの地中海沿岸などで育つナス科の多年草で、栽培するのは難しく、花が咲くのは珍しいと言われています。

 植物園では入手してから3年目ですが、昨年の12月31日に一番花が咲き、その後、2番花、そして今は3番花が咲いています。だいたい1週間程度で終えてしまうようで、現在咲いている花が最後になるかと思います。

根がどうなっているのか?

 実際に根を引き抜いてお見せすることはできませんが、植物園にお出での際は是非、温室ベゴニア室に足を運んでください。

【解説員K】


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