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「マイひょうたんづくり体験教室」を実施しました。

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開催日 令和4年11月23日 水曜日 13時30分から15時30分 講  師 福岡地区愛瓢会の方々 当日はあいにくの雨でしたが、ひょうたんづくりを楽しみに多くの受講者の方々が来園されました。この体験教室では園内で採れたひょうたんを使って、自分だけのオリジナルひょうたんをつくる体験教室です。装飾の仕方は絵具で色付けするか和紙を貼るかの2パターンあり、時間があれば両方作ることも可能です! ≪和紙の装飾≫ ひょうたんに筆でのりを薄く塗り、そこに好きなサイズに切った和紙を貼りつけていきます。ひょうたんのカーブしている部分はよれやすいので和紙を小さめに切って貼っていくのがポイントです。和紙の模様や柄を切り抜いてワンポイントにするのもいいですね。 ≪絵具の装飾≫ 塗る際、絵具が垂れてきたりするのでひょうたんの底の穴に割りばしを刺して塗っていきます。全体を塗ったり模様を描いたり、自由に色を塗っていきます。ひょうたんの形を生かしてキャラクターを描いたりなど様々なアレンジ可能です。 最後に仕上げでニススプレーをかけたら完成です! 愛瓢会の方々が作られた見本のひょうたん作品です。 しかも、ひょうたんに文字を書いて手紙として出すこともできるそうです!上の写真は実際に愛瓢会の方が出された年賀ひょうたんになります。定形外になりますが郵便局に持って行って切手を貼ったら配達してもらえるそうです。通常の年賀はがきよりインパクトもあるし、メッセージを読んだ後に飾っても可愛いですね! 来年の新年のご挨拶に年賀ひょうたんはいかがでしょうか(*^▽^*) みなさん思い思いマイひょうたんを作っています。カラフルに塗ったりキャラクターに仕上げたりと、どれも個性が出ていて素敵ですね!今年もたくさんの素敵なマイひょうたんができました。 参加者の感想 初めて参加しましたが子どもと一緒に楽しく体験できました。 普段なじみの少ないひょうたんに絵付けができてとても楽しかったです。 楽しかったです。道具も用意していただいてありがたい。ワンコインで参加できるのもいいです。  (運営係 A)  

“ひょうたんひとつまん丸育ってく” 俳句の展示入れ替えました。(2018.8.31)

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 野草園の休憩所内に展示している俳句の作品を入れ替えました。  8月も暑かったですね。  こんな暑い中でも植物園に来て俳句を投稿いただいた皆様,ほんとにありがとうございます。  その中から,素人の私が,独断と偏見でいくつかご紹介しますね。   “ひょうたんひとつまん丸育ってく” 山並ゆうき   (ひょうたんひとつまんまるそだってく)  植物園の入口広場から花壇を抜けた先に,約25mの「ひょうたんのトンネル」が出来上がってます。大きいもの小さいもの,形も様々なひょうたんの実が100個以上もぶら下がっているトンネルは,見て楽しく,歩いて涼しいですよ。  今が見ごろです! ぜひお越しください。  このひょうたんの苗は,ひょうたんの愛好団体である「福岡地区愛瓢会」様より毎年提供いただいて園で育てています。11月18日(日)には,採取したひょうたんを使った「マイひょうたんづくり体験教室」(11/4申し込み〆切)を行います。また,毎年4月にはひょうたん展を開催していますので,こちらもぜひご参加ください。  親子で投稿いただいたと思われる作品をご紹介します。   “むしあみでつくつくぼうしつかまえた” 四才 とくながつばさ   (むしあみでつくつくぼうしつかまえた)   “見上げれば空の宝石天の川” つばさのママ   (みあげればそらのほうせきあまのがわ)  親子で植物園に来て一緒に俳句を書く,実に風流なご家族だと思います。  植物園では,植物や昆虫に触れて環境について体験して学べる理科的な学びだけでなく, 俳句を見たり書いたりすることで文系的な学びも可能なんですね~。  つばささんとママさん,親子並んで仲良く展示していますので,ぜひ見に来てくださいね。    夏休みを利用して来園いただいたお子様でしょうか,「夏休み」の句をたくさん投稿いただきました。   “ひまわりの黄色がひかる夏休み” 佐藤主税   (ひまわりのきいろがひかるなつやすみ)   “夏休み友だちみんなあせをかく” 作者不詳   (なつやすみともだちみんなあせをかく)   “夏休み友だ...

ひょうたんの収穫(2016.09.13)

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                                                9月12日の休園日に、夏の間トンネルにぶら下がっていたひょうたんの収穫をしました。 大小あわせて約100個ほどを取り入れました。今年よく育ったのは南方系のイプ(ipuハワイ語でひょうたんのこと)というずんぐりしたひょうたん。今年の猛烈な暑さの中では熱帯地方で育つ種類の生育が良かったようです。                                                              実はひょうたんは収穫した後が大変です。果実の上下に穴を開け、浮き上がらないように水に浸けて腐らせ、中の果肉や種をかき出して乾燥させるのに約1か月ほどもかかります。毎年福岡地区愛瓢会の会長さんに処理作業をお願いしています。       ポリバケツの中に沈ませて腐らせますが、水だけでなく会長さん秘伝の液体(カボスを水に浸けたもの。匂い消し)や米ぬかなども混ぜます。      ひょうたんが浮き上がらないようにふたに重しをのせます。果肉の腐敗臭はかなり強烈なのでビニールで密閉して作業終了、約2週...

ひょうたん(2016.08.18)

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ひょうたん実っています。これらのひょうたんを9月ごろに収穫した後,「マイひょうたんづくり体験教室」に使います。11月に開催するこの教室は,ひょうたんに色づけしオンリーワンのひょうたんにします。詳細は今後の植物園HPをご覧ください。皆様の応募をお待ちします。       (運営係 S)

「マイひょうたんづくり体験教室」を実施しました。

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開催日 令和3年11月21日 日曜日 13時30分から15時30分 講  師 福岡地区愛瓢会の方々 内 容 園内で取れたひょうたんに装飾をし、自分だけのマイひょうたんを作ります。お子様を連れたご家族の方も多く、楽しそうに絵の具で色をつけていました。大人の方にはひょうたんに和紙を貼って飾り付けていくのも人気でした。 参加者の感想 子どもの創造性を高めるいい機会になりました。ひょうたんの大きさも様々で数もちょうど良かったです。童心に戻れてとっても楽しかったです。最初に思ったものよりどんどん変わっていくところが面白かったです。 (運営係 A)

“小さくともはや瓢箪でありにけり”俳句の展示入れ替えました。(2017.09.12)

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野草園の休憩所内に展示している俳句作品を入れ替えました。 今回展示した句の中から、いくつかご紹介します。 “小さくともはや瓢箪でありにけり” 松尾康乃 (ちさくともはやひょうたんでありにけり)  “瓢箪(ヒョウタン)”はウリ科ユウガオ属のツル植物です。原産地はアフリカ南部ですが1万年も前から世界中で栽培されているなど、人類との関わりの深い植物です。日本でも縄文時代には栽培されはじめ、イネよりも古く「日本最古の栽培植物」とも言われています。  なぜそこまで広まったのか?ヒョウタンは成長が早く、そしてたくさんの実をつけます。さらにその実は大小さまざまで軽量かつ加工もカンタンです。水を運ぶ容器として、食器として、そして楽器として、人類の生活に不可欠な植物だったようです。 楽器のマラカスももともとヒョウタンで作られていました。  福岡市の植物園内でも、毎年6月からの8月の間、ヒョウタンの棚で作った「ヒョウタントンネル」をつくり、たわわにぶら下がるたくさんのヒョウタンの実をご覧いただけます。 ヒョウタントンネル  そのヒョウタンの実は、句にもあるように、花びらが枯れた直後からすでにヒョウタンのくびれが見られます。“小さきヒョウタンの実”は、ほぼそのままの姿でサイズアップしながら成長を続けるのです。 まだ若いヒョウタンの実  ご紹介したヒョウタンの句は、読むにつけ、句の作者の自然に対する観察眼と、そこから「物語」を見出す感性の高さを感じます。俳句は素人の私でも「いい句だな」と感じます。  最近、「ヒョウタンランプアート」などヒョウタンを使ったクラフトが人気のようです。植物園でも、毎年、園内でできたヒョウタンを使って「マイひょうたんづくり」のクラフト教室を開いています。今年は11月5日13:30~です。現在、参加者募集です。たくさんの申し込みをお待ちしています。 たまには、こんなばちかぶりのヤツも出てきます。 *この展示は、植物園で句会を開かれている「植物句会」松尾康乃主宰のご協力のもとに展示しており、約1か月おきに入れ替えを行っています。 *今回展示している俳句の一覧です。 (園長 上田)

ヒョウタンの生育 順調です(2017.6.16)

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 当植物園では、入口すぐの花木園にヒョウタンを使った「緑のトンネル」を毎年設置しています。  ビニールハウス用のパイプにつるをはわせて夏場に日陰をつくるとともに、実ったヒョウタンは工作に利用しようという一石二鳥をねらったトンネルです。  植え付けるヒョウタンの苗は、毎年福岡地区愛瓢会の方からを提供していただいています。  4月下旬に植え付けましたが、5月以降の晴天傾向の中でも生育は順調で、次々に開花して実をつけています。ヒョウタンはもともとアフリカが原産の植物ですので暑さには強いようです。  夏の間貴重な日陰を提供してくれたヒョウタンは、9月になったら収穫して種出し、乾燥などの処理をして工作の準備をします。  11月5日(日)にはこの材料を使った「マイひょうたんづくり体験教室」を開催します。世界に一つだけのマイひょうたんづくりに、今年はあなたも挑戦してみませんか。           (解説員)