ひょうたん(2016.08.18) リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 8月 18, 2016 ひょうたん実っています。これらのひょうたんを9月ごろに収穫した後,「マイひょうたんづくり体験教室」に使います。11月に開催するこの教室は,ひょうたんに色づけしオンリーワンのひょうたんにします。詳細は今後の植物園HPをご覧ください。皆様の応募をお待ちします。 (運営係 S) リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
秋でもないのに・・春の紅葉(2020.4.4) - 4月 04, 2020 サクラをはじめ花が次々に咲いてまさに春爛漫の園内ですが、庭木園の一角ではモミジが紅葉しています。普通紅葉といえば秋なのでちょっと不思議な光景です。 実は、このモミジはイロハモミジの一つ「静崖(せいがい)」という品種で、鮮やかな紅色の若葉が特徴です。この若葉は、生長につれて徐々に緑色に変わっていきます。そして、秋になったら他のモミジ類と同じように紅葉するので、1年で2回紅葉が楽しめます。 庭木園には他にも鮮やかな若葉が楽しめるイロハモミジがあり、こちらはやや紅色が濃い「出猩々(でしょうじょう)」という品種です。古来より、モミジの中でも特に若葉の紅色が美しい種類を「春もみじ」と呼んでいます。 ところで、秋の紅葉はアントシアニンという赤い色の色素が葉の中に蓄積されることによって色が変化します。「春もみじ」も秋と同じくアントシアニンによって紅葉しますが、この時期のアントシアニンの役割としては、若くてまだ柔らかい組織を強い紫外線から防いでいるという説があります。葉が生長するにつれて紫外線を防ぐアントシアニンが不要になって、緑色に変わっていきます。 「春もみじ」と同じように、若葉が紅色で後に緑色に変わるものとしてチャンチン【香椿】(センダン科)もあります。福岡市内では街路樹にも使われているのでご存知の方もおられると思いますが、当園では「香りの道」で見ることができます。 また皆さんの身近なところでは、住宅の生け垣に植えられているベニカナメモチ(園芸品種名レッドロビン)(バラ科)の紅色が、この時期よく目につくと思います。 このような春の紅葉ですが、葉が生長していくにつれて刻々と普通の緑色に変わっていきます。春先の限られた間に見られる、木々たちの若葉を守るための工夫をどうぞお見逃しなく! ... 続きを読む
「卯の花」ってどんな花?(2017.5.31) - 5月 31, 2017 先日、公民館活動でコーラスをやっていらっしゃるという女性が植物園にみえられました。 最近皆さんで唱歌の「夏は来ぬ」を歌っているのだけれども、歌詞にでてくる「卯の花」を残念ながらだれも知らなかったので、代表して調べにきましたとのこと。 「夏は来ぬ」 ♪~ 卯の花の匂う垣根に 時鳥(ほととぎす)早も来鳴きて 忍び音(しのびね)もらす 夏は来ぬ 佐々木信綱作詞、小山作之助作曲の、明治時代につくられた季節感あふれる名曲ですね。 郷土樹木園の園路沿いに咲いているので、早速ご案内して清楚な白い花を見てもらいました。 標準和名はウツギ、ユキノシタ科の落葉低木で北海道~九州、奄美大島の山野に自生しています。和名のウツギは「空木」の意味で幹が中空であることに由来しています。 卯月(旧暦の4月、今年は4月26日~5月25日が旧暦4月)頃に咲くので「卯の花」とも呼ばれています。また園内には八重咲きの変種であるサラサウツギも咲いています。 昨日の朝、「小笹団地正門前」バス停から植物園まで歩いていたらホトトギスの特徴的な「トッキョキョカキョク」という鳴き声も聞こえてきました。初夏の植物園で季節感を味わってください。 (解説員) 続きを読む
"園丁の思いを込めて開花くバラ" 俳句小屋の展示を入れ替えました(2024.4.22) - 4月 22, 2024 (4月22日のバラ園の様子) 4月2日に俳句小屋の展示作品を入れ替えました。 たくさんのご投稿、本当にありがとうございました! 展示作品から、数点ご紹介いたします。 "園丁の思いを込めて開花くバラ" のぼる (えんていのおもいをこめてひらくばら) 現場のスタッフは、イベントに合わせて開花してくれるよう管理を行い、雨の日も風の日も手入れにあたっています。 そ んな想いを汲んでくださり、ありがとうございます! 今年も春のバラ祭りに合わせて、つぼみが膨らんできました。 香りも豊かなバラ園へ、ぜひお越しください! "湖畔にて葦牙知らす農事歴" あぐり (こはんにてあしかびしらすのうじれき) 葦牙という単語を前にして固まる松尾先生と私… 「・・・・あしかびだったっけ?」と松尾先生が辞書で確認されたところ、、、やっぱり「あしかび」でした! 知っていないと、とても読めない漢字ですね~^^; 今の時期に、湖などの水面から突き出したアシの若芽のことで、古事記には最初に登場する植物だそうですよ。 葦牙が見られるようになると、もう田植えのシーズンですね! 最後に子どもさんのものと思われる作品をご紹介します。 "ひなあられきゅうしょくにでてくるね" みつき "やきゅうだいつもたのしいうれしいな" 吉田 "たくさんの植物たちがおどってる" あやか "はれてるしきいろのおはなかわいいな" もとおかじゅん ひなあられが給食に出てきたんですね! 新学期がスタートしました。新しい学年を元気いっぱい過ごしてくださいね^^ わたしが俳句コーナーを担当させていただいて感銘を受けたことの一つは、直球で伝わってくる子どもさんの作品の素直さです。 大人になるとそうもいきませんが、純粋な感性も忘れないようにしたいものです! 今回の展示の様子です。 ※今回展示している俳句の一覧です。 ※作品がもっと良くなると思われる箇所については、添削して表記しています。 <俳句係 M> 続きを読む
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