ひょうたんの収穫(2016.09.13)
9月12日の休園日に、夏の間トンネルにぶら下がっていたひょうたんの収穫をしました。
大小あわせて約100個ほどを取り入れました。今年よく育ったのは南方系のイプ(ipuハワイ語でひょうたんのこと)というずんぐりしたひょうたん。今年の猛烈な暑さの中では熱帯地方で育つ種類の生育が良かったようです。
実はひょうたんは収穫した後が大変です。果実の上下に穴を開け、浮き上がらないように水に浸けて腐らせ、中の果肉や種をかき出して乾燥させるのに約1か月ほどもかかります。毎年福岡地区愛瓢会の会長さんに処理作業をお願いしています。
ポリバケツの中に沈ませて腐らせますが、水だけでなく会長さん秘伝の液体(カボスを水に浸けたもの。匂い消し)や米ぬかなども混ぜます。
ひょうたんが浮き上がらないようにふたに重しをのせます。果肉の腐敗臭はかなり強烈なのでビニールで密閉して作業終了、約2週間後に取り出します。
中身を出して乾燥させたものは、来る11月6日(日)に当植物園で開催する「マイひょうたんづくり体験教室」で一輪挿しや人形・置物などの工作材料になります。
今年は音の出る「マラカス」づくりに挑戦できるかもしれません。
世界に一つだけのマイひょうたんづくりに皆さん、ぜひご参加ください。 (解説員)
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