時期遅れで、アサガオを播いてみました(2016.09.07)

9月1日の朝、アサガオの種子を播きました。
桔梗咲や大輪など4品種を、三寸ポットに各一粒ずつ、5ポットに播きました。
アサガオの種子の発芽を揃えるため、播種前に爪切りで、種子の背の部分を少し剥がしました。


その結果、9月5日に発芽が始まり、7日の段階で下の写真のようになっています。












4品種すべて発芽したのは1ポット、3品種が発芽したのは2ポット、2品種発芽が1ポットで、まだ1品種も発芽していないポットもあります。(播き方は同じですから、種子の発芽率のせいでしょうか)




何故、こんな遅い時期に播種したのかといいますと、短茎でコンパクトに花を咲かせるためです。
皆さんも、9月になって日が短くなってきたのを感じているのではないでしょうか?
アサガオは短日植物ですから、この時期に播くとかなり早く花芽分化するのです。
また、一部のポットは人工的に短日処理を実施する予定です。
そうすることで、自然日長と短日処理の開花時期の差を観察します。


結果は後日報告しますので、お楽しみに。


(福岡市植物園 相談員 O)



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