"春の風夢に臨みし胸躍る"俳句小屋の展示を入れ替えました(2023.4.20)


3月末に俳句小屋の展示を入れ替えました。
展示させていただいた作品の中から数点ご紹介します。


"春の風夢に臨みし胸躍る" 莉耀
(はるのかぜゆめにのぞみしむねおどる)

新年度にふさわしい作品です^^
暖かな春の風に元気をもらって、やりたいことを思う存分やってみましょう~!


  
"ペンギンの絵を描き覚え卒園す" 秀治
"卒業の門出を祝うふくじゅそう" のりこ
"りにんしきクラスのみんなないていた"  なつき

別れや出会いのある季節ですが、花や動物も思い出の一コマに添えられると素敵ですよね。
涙の離任式もきっといい思い出になることでしょうね。

 

"楠若葉風の吹くまま古葉散る" いわや
(くすわかばかぜのふくままふるばちる)

クスノキは九州に多く自生し、「福岡市の木」にも指定されています。春に葉の世代交代を行うため、まるで秋の落葉シーズンのように、あちらこちらにクスノキのおちばが積もります。まもなく白く小さな花をつけはじめると、若葉も一層明るく見えるようになります。
春の花と新緑に囲まれた植物園へ、ぜひお越しください!

春に紅葉するクスノキ 2023年3月25日


今回の展示の様子です 




俳句の展示は、当園で句会を開かれている「植物句会」松尾康乃先生のご協力のもとに行っており、約1か月おきに入れ替えています。俳句は野草園休憩所(俳句展示スペース)と、緑の情報館1階のポストで受け付けています。
初心者の方も大歓迎です。みなさんのご投句を、お待ちしています!

※今回展示している俳句の一覧です。


<俳句係 M>

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