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ちいさな大発見!? No.40(2019.6.13) ヘェー,ネギのなかま?

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 5月23日にアップした「ちいさな大発見!? No.38」関連ですが,カルドンに待望の花(写真①)が咲きましたので紹介します。正に巨大なノアザミです。 写真① 「カルドン」に花が!  今,針葉樹園花壇に気になる植物(写真②)が咲いています。  株本にはネギのような細い葉が複数枚見え,茎の長さは60cmほど,その先端に小花がたくさん集まった直径2cmほどの,ボール状の花が風に揺れています。蕾は緑色ですが,頂部からだんだんと紫に変化してきています。  ちょっと待てよ,ついしばらく前まで咲いていた「アリウム・ギガンチウム」に花の付き方が似ているなと思っていたら,名前は「アリウム・丹頂」。「アリウム・ギガンチウム」とは同属でしたよ。  写真②「アリウム丹頂」  それでは,「アリウム・ギガンチウム」(写真③)を紹介します。 写真③「アリウム・ギガンチウム」 「アリウム・ギガンチウム」は、中央アジアに自生し、高さが1.5mにもなる茎の先に、直径20㎝ほどの巨大な球状の紫色の花をつけます。小花が2000個近く集まっているそうです。  もう一つ,気になる植物があります。ハーブ園の片隅に咲いている,高さが30cmほどの「チャイブ」写真④です。  写真④ ハーブ園の「チャイブ」 「チャイブ」は学名が「アリウム・スコエノプラスム」,ネギの仲間なのです。細い円筒形で中空の葉っぱを地際から伸ばして、草丈は30cmほどになります。紫色の小花をボール状に咲かせます。薬味としてなじみ深い「アサツキ」は日本原産で、チャイブの変種だそうです。  ところで,「アリウム・ギガンチウム」は「Giant onion」,つまり大きなタマネギと言った別名がついています。  実は「アリウム」は、ラテン語でニンニクを意味し,匂いの多少はありますが,「ネギ臭さ」が特徴です。ヨーロッパやアジア、北アメリカなどが原産の、ユリ科ネギ(アリウム)属の植物で、タマネギやネギ、ニンニクやニラなども同じアリウム属の仲間なのです。例えば,タマネギは「アリウム・セパ」,ニンニクは「アリウム・サティウム」となっています。  これらは総称して和名を、「ハナネギ」と言い,きれいな花を咲かせることから、「オーナメンタル・オニオン(装飾的玉ねぎ)」と呼ばれています。 【解説...

ちいさな大発見!? No.38(2019.5.23)  ノアザミの仲間?

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 写真①をご覧ください。今、野草園東で咲いているキク科アザミ属の「ノアザミ」です。今の時期、道路脇や空き地などで普通に見ることができます。よく「アザミ」と言いますが、広義の意味で使っているわけで、実際は、「アザミ」の花は存在しません。   写真①「ノアザミ」  世界中には250種類くらいのアザミの仲間が存在し、そのうち日本には100種類ほどが自生しているそうです。  ところで、属は異なりますが、チョウセンアザミ属の「カルドン」を紹介します。針葉樹花壇や芝生広場の市民花壇にも植えられています。株全体が2M近くになり、シルバーリーフがとてもきれいで、抜群の存在感があります。(写真②) 写真②葉の切れ込みが大きい「カルドン」  葉は切れ込みが深く、触ると痛いです。蕾を覆っているガクが棘状に尖っています。(写真③) 写真③「カルドン」の蕾  もう一つ、同属の「アーティチョーク」を紹介します。ハーブ園や野草園東でみることができます。葉の形状や蕾の形が「カルドン」によく似ていますが、こちらには刺がありません。カルドンと同じ地中海沿岸が原産の大型植物です。(写真④⑤) 写真④「アーティチョーク」の蕾 写真⑤「アーティチョーク」の色違い  写真③④⑤共に、まだ紫の花は咲いていませんが、開花すると「ノアザミ」の仲間だと納得いただけると思います。  これらの栽培の歴史は古く、野生のアザミから古代ギリシャ・ローマ時代以降に、品種改良が進んで今日の姿となったそうです。中には野生のアザミから「カルドン」に、さらに改良して「アーティチョーク」になったという説もあるようです。  両者は同属の近縁種にあたり、どちらも食用になりますが、特にアーティチョークはヨーロッパやアメリカではお馴染みの野菜で、食用にされています。  アーティチョークの和名は「チョウセンアザミ」と言いますが、外国から渡来したアザミに似た植物という意味合いで、隣国の朝鮮とは何の関係もありません。  植物園にお出での際は、是非、見てください。 【解説員K】