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「園芸講座 ウチョウランを育ててみよう」を実施しました。

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開催日 令和4年6月11日 土曜日 13時30分から15時30分 講  師 東洋蘭栽培家 桑原 駿介 先生  内 容 年に3回予定しています、「〇〇ランを育ててみよう」の講座。一回目の6月は「ウチョウランを育ててみよう」です!この日はウチョウランと山野草展も温室ギャラリーにて開催していましたので、定員いっぱいでの講座でした。中には、ご自宅の立派な胡蝶蘭を持ってこられた熱心な方もいらして育て方について相談されていました。 講座の流れとしましては、机の上に苗が置いてありますので、お好きな苗を選んでいただきます。(ウチョウランはあまり園芸店で出回っていないから珍しいそうです!)スライドを用いて東洋蘭についての基礎を学び、その後、実際にウチョウランの苗を鉢植えをおこないます。植え替えの時は扶桑蘭協会の方々がほぼマンツーマンで丁寧に教えていただけますし、育て方の説明や質問コーナーももうけていますので、初めての方でも安心ですね。 次回はしばらく間が空きまして、11月の中頃に「カンランを育ててみよう」を予定しております。今回参加できなかった方やリピーターの方大歓迎です! 参加者の感想 とっても良かったです。来春また花を咲かせれるようお世話します。 ラン(山野草)は初めてで新鮮でした。難しそうですが興味がでました。 以前買ったのを全滅させてしまったので細かく教えてもらって参考になりました。 (運営係 A)

"初夏の風感じる君とお腹の子" 俳句小屋の展示作品を入れ替えました(2022.6.21)

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6月3日に俳句小屋の展示を入れ替えました。今回もたくさんのご投稿をいただきありがとうございました。 展示できない力作も多く出てしまい大変心苦しいのですが、どうかご容赦ください。今回展示させていただいた作品の中から、数点ご紹介します。 まずはこちら "初夏の風感じる君とお腹の子" てっしー 若葉の間を吹きぬける風の心地よさ、そして何より奥様とお腹の子へのたっぷりの愛情を感じられて、気持ちが温かくなりました^^ つづいて "こどもの日東屋だいすき父と母" 名無 なんともうれしい作品です。バラも咲き始めたこどもの日にお父さんお母さんと一緒に来られてよかったですね!また友達とも遊びに来てくださいね~ 俳句小屋の周りも緑が深まってきました こちらは色紙額の2作品。 お母さんへの想いがいっぱいに込められている作品と、いまの世界の情勢を涙で表現されている作品です。 植物園の片隅の小さな東屋から、それぞれの想いが発信されています。 今回の展示の様子です。 俳句の展示は、当園で句会を開かれている「植物句会」松尾康乃先生のご協力のもとに行っており、約1か月おきに入れ替えています。俳句は野草園休憩所(俳句展示スペース)と、緑の情報館1階のポストで受け付けています。初心者の方も大歓迎です。みなさんのご投句を、お待ちしています! ※今回展示している俳句の一覧です。 <俳句係 M>

「植物ってこんなにおもしろい2022 植物を科学する~植物の色の秘密~」を実施しました。

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開催日 令和4年6月5日 日曜日 13時30分から15時30分 講  師 まほろば自然学校 岩熊 志保 先生 内 容 小学生を対象にワークショップをおこないながら植物について学べる講座です。6月から10月にかけて5回開催予定で内容も回毎に変わりますので、これからの夏休みの自由研究にも役立ちそうですね! 第1回目は“植物の色”がテーマでした。ゼラニウムやベゴニア、マリーゴールドなどの花や実をそれぞれ袋の中で少量の水と一緒に潰し、色を出していきます。 そこに膠液(にかわえき)を混ぜることで絵の具の完成です!膠液を混ぜる理由は、そのままでは紙の上から色が流れてしまうので、紙と色水をくっつける接着剤の役割を果たすとのこと。白のパレットに出すと市販の絵の具よりは優しい色合いですが、普通の絵の具では出せないようなキレイな色が出ていますね。また時間が経つにつれて描いた絵の色が変化していくのも不思議でした。 絵の具づくりに使用した植物はゼラニウム、ベゴニア、ヨモギ、ウメ、ランタナ、ペチュニア、ヤマモモ、タンポポの葉、マリーゴールド、ヤマモモ、ドクダミ、キンカンなどです。 皆さんも身近にある植物で自然の絵の具をつくってみてはいかがですか? 次回の「植物ってこんなにおもしろい2022~植物の香の秘密~」は7月3日に開催予定で、現在ご応募受付中です!6月19日が申込〆切となりますのでご注意ください。  (運営係 A)    

~花緑の園~「日日のまなざし」

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 はじめまして,この春から福岡市植物園に着任した新米の緑の解説員です。 これから,春夏秋冬,日々,植物園の植物達の声に耳を傾けながら, ふとした瞬間に私の心に触れるものをご紹介していきたいと思いますので, お読みいただけましたら,幸いです。よろしくお願いいたします。 さて,初夏となり,園内の緑も日々色濃くなって来ている今日この頃, ひときわ白い花が目立つ木が展望休憩所にあります。 そう,それは,白い小さいブラシのように花をたくさんつけたティーツリーの木です。 最近,精油(アロマオイル)などで広く知られるようになりましたので, この木の名前を耳にされたことがある方も多いかと思います。 和名:ティーツリー 学名:Melaleuca alternifolia フトモモ科メラレウカ属  実は,わたくし,このティーツリーに助けられたことがあるのです。 今から遡ること20年程前,オーストラリアのエアーズロックに登りに行った時のこと, ケアンズからエアーズロックに行く道中,お恥ずかしいことに水虫になっていることが発覚! どうも,パートナーのスリッパから感染した模様。 腫れて靴もはけず,このままではエアーズロックに登れないと嘆いていたところ, ホテルのアボリジニ系のスタッフの方に,ティーツリーの精油の入った軟膏を渡され, 恐る恐る使ってみたところ,なんと見事に1日半で腫れも痒みも引いたのです。 当時,日本では,ティーツリーの名もさほど知られていなかったため,半信半疑でしたが, 日本に帰って調べてみると,抗菌作用,抗炎症作用,鎮痛作用などあり, オーストラリア先住民の伝統的な薬として昔からの利用されてきた万能薬であることが判明。 それ以来,虫刺されなど,何かにつけてお世話になっております。 さて,そろそろ本題へ ティーツリーですが,オーストラリアを原産とする常緑低木~小高木です。 その花は,羽毛状の白い花を5月~6月に咲かせます。 写真① 花は,枝の先端に穂状花序を出し、 小さく目立たない4~5のガク片と花弁, 白色の雄しべが目立つ花をつけます。 写真②(満開) ふわふわと羽毛のように見えるのは雄しべで、1つの花に5本の長い 花糸があり,そこから短い花糸が無数に枝分かれして着生します。    花弁は5つありますが,開花後すぐに落ちてしまいます。       写真③(開花) 開花と共に

「ボタニカルアート入門講座①」を実施しました。

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開催日 令和4年5月31日 火曜日 13時30分から15時30分 講  師 日本植物画倶楽部会員・ふくおか植物画会会長 細川 武子 先生 内 容 年6回を通してボタニカルアートを基礎から学べる講座です。初めは葉など簡単な物から最終的にはバラを描きます。水張りの仕方や道具の説明など一から教えていただけますので、初めての方でも安心して始めることができますよ! 第一回目はツバキの葉を鉛筆で描きました。ボタニカルアートには“植物の特性を正確に描く”や“実物大に描く”などいくつか約束事があります。絵を描くとき意外と自分の想像で細部を補足したりするので、しっかり観察をすることが重要です。そういったことに気をつけながら、みなさん黙々と集中して葉を描かれていました。 福岡市植物園では今年も11月から1月末にかけて植物画コンクールの作品募集を予定しております。入賞された方には表彰式や園内等で作品展示もございますので、経験者の方はもちろん今年から始められた方も挑戦されてはいかがでしょうか?(詳細が決まり次第HP等にてお知らせいたします。) 参加者の感想 植物をじっくり見るようになり面白いです。 毎年楽しく過ごさせていただきありがたいです。 受講を楽しみにして来園しました。難しさはありますが今後が楽しみです。 自分の大雑把さに挫折しそうですが大好きなボタニカル画頑張ってみます。 (運営係 A)   

園芸講座「寄せ植え講座1」を実施しました。

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開催日 令和4年5月25日 水曜日 13時30分から15時30分 講  師 英国王立園芸協会会員 石井 康子 先生 内 容 石井先生のご指導の元、数種類の花苗を寄せ植えする講座です。 今回はレンゲローズ、レースラベンダー、ミント、タイムの4種類の植物を使用しました。カントリー調のバスケットにピンクや青の花が涼しげです。また微かに爽やかなハーブの香りも感じ、これからの季節にぴったりな寄せ植えができました! 本講座は年に4回おこなっており、現在「寄せ植え講座2」受付中です。申込〆切は6月15日(水)までとなっております。 参加者の感想 ミントの植え方や家に持ち帰った時の手入れ方法等とても勉強になりました。ハサミを使う際の消毒の必要性は本当に知らなかったので、得られた知識が沢山で感謝です。 今回初めて参加して、先生の植物愛が伝わってきました。まだまだ初心者の私ですがとても素敵な寄せ植えができました。大満足です。ありがとうございました。 今まで自己流でしたが基本的なお話も伺えて良かったです。また参加したいです。 (運営係 A)  

ちいさな大発見No.159(2022.6.3)国内最大かも!?

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  温室ギャラリー室の北に、樹高約10m、幹回り約4mもあるヤマゴボウ科のメキシコヤマゴボウ(オンブー)が鎮座(?)しています。  上部はいくつも枝分かれ   別名「ゾウノアシ」  2.3年前の台風で頂部が折れましたが、それでも生育旺盛で分岐したところから真っすぐ上に枝葉を伸ばしています。  アルゼンチン原産で、南米の乾燥した草原(パンパ)に自生し、日陰をつくってくれる植物として重宝されています。 うっそうとしている  実はこの植物には驚くべき秘密があります。それは木本ではなく草本、つまり草だということです。大温室で見ることができるバショウ科のバナナも草本ですが、はるかに大きいです。おそらく、国内最大の草だと思います。その根拠は年輪がなく、維管束の木部がほとんど発達しておらず、茎には大量の水分が含まれており、木材として用をなさないと言われています。  今、15~20cmくらいのクリーム色の穂状花序をいくつも垂らしています。  涼し気な花が風に揺れて・・・  早々に咲いた花は花序ごとに落花していますが、結実はしません。それは、本種が雌雄異株で雄株だからです。葉や樹液には毒性があるので注意が必要です。   葉柄から主脈はユズリハのように赤くなります。  赤い葉柄が目立ちます!   近縁種に同属のヨウシュヤマゴボウがあります。これも全草に強い毒性があり、決して口にしてはいけません。  染料としても使われる  植物園にお出での際は是非、現地でその雄姿をご覧ください。   【解説員K】