2018年6月22日金曜日

みどり色の風船たち(2018.6.22)

  


 この時期、園内でみどり色の風船のような実をつけた植物を見ることができます。
 野草園で見られるのがフウセントウワタ【風船唐綿】(ガガイモ科)。原産は南アフリカの多年草です。初夏に乳白色の不思議な形をした花を下向きに咲かせ、その後表面に柔らかいトゲが生えた袋状の実をつけます(袋果)。この空気の詰まった実の中には綿毛があり、種子を飛ばします。

             





 展望台エリアで見られる風船はフウセンカズラ【風船蔓】(ムクロジ科)。北アメリカ南部原産のつる性一年草です。
            
 白色の小さな花を咲かせた後、内部が3室に分かれた風船状の実をつけます。(蒴果)
 種子は黒色でハート形の白い紋様が入るのが特徴です。
            
 最後にご紹介するのはホオズキ【酸漿・鬼灯】(ナス科)です。東アジア原産の多年草で野草園西側で見られます。 
           

 この風船は前の2種と違って実ではなく、萼(がく)が発達して実を包んで袋状になったものです。
 中の実が熟すと風船も鮮やかなオレンジ色になってお盆の飾りなどに使われます。



うっとうしい梅雨空が続きますが、園内でちょっと不思議な植物たちをご覧ください。(解説員)

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