2019年5月31日金曜日

原産はニュージーランド(2019.5.25)



 温室ギャラリーの北側エリアでユニークな姿の花が咲いています。ニュージーランド原産のレワレワです。花はエンジ色で花びらはなく、筒状に花をつけます。レワレワrewarewaという名前は先住民族マオリの呼び名で、英語ではnative honeysuckle(野生スイカズラ)とも呼ばれ、現地では良質な蜂蜜が取れる花として知られています。
 レワレワは、ヤマモガシ科という南半球の乾燥地域に多く分化したグループに属していて、この科ではオーストラリア原産でブラシ状に花をつけるバンクシア・インテグリフォリアを当園で見ることができます。(今年は1月に開花)


 レワレワの写真を撮影しているとすぐ近くにこんな花も咲いていました。



 ニュージーランド全土に広く分布しているニューサイラン【入才蘭】の花です。マオリ名はハラケケharakekeで、細長い葉の間から花茎を長く伸ばして先端に暗赤色の花をつけます。分類は体系によりまちまちで、ユリ科に分類したりフォルミウム科(広義のリュウゼツラン科)としていることもあります。この花は、ネット情報ではめったに咲かない花(40年に一度!?)として紹介されている記事も見かけます。
 このエリアでは、現在南アメリカ原産のフェイジョア(フトモモ科)も開花中です。


 ちょっと奥まっているので入ることが少ないエリアですが、普段なかなか見ることができない珍しい花が咲いたこの機会に是非ともご覧ください。    (解説員)

0 件のコメント:

コメントを投稿