チョット気になります、路傍の花たちNo.4(2018.8.9)
温室入り口前で5,6年生くらいの女の子と母親が、ユウガオやヨルガオなどの鉢物を見ながら、
次のような話をしていました。
娘:「ヨルガオとユウガオって,あるんやね。お母さん,知っとった?」
母:「アサガオは朝から咲くでしょう。ヒルガオはお昼よね。ユウガオやヨルガオは
名前は聞いたことがあるけど,あまり見たことがないかな。」
娘:「つぼみはいっぱいついているけど,咲いてないね。」
母:「やっぱり,夕方から咲くんじゃない。」
それでは問題です。
「アサガオ」,「ヒルガオ」,「ヨルガオ」、「ユウガオ」の中で,1つだけ仲間ではないものがあります。さぁ,どれでしょう。答えは最後まで読んでいただければわかりますよ。
次のような話をしていました。
娘:「ヨルガオとユウガオって,あるんやね。お母さん,知っとった?」
母:「アサガオは朝から咲くでしょう。ヒルガオはお昼よね。ユウガオやヨルガオは
名前は聞いたことがあるけど,あまり見たことがないかな。」
娘:「つぼみはいっぱいついているけど,咲いてないね。」
母:「やっぱり,夕方から咲くんじゃない。」
それでは問題です。
「アサガオ」,「ヒルガオ」,「ヨルガオ」、「ユウガオ」の中で,1つだけ仲間ではないものがあります。さぁ,どれでしょう。答えは最後まで読んでいただければわかりますよ。
① アサガオ
子どもたちが栽培活動で初めて出合う花と言っても過言ではないでしょう。
多くの小学校で入学直後に生活科の学習で最初に種まきをするのがアサガオです。花色も青,紫,ピンク,白などの他に,写真のように花弁の中心に向かって筋状に白い模様が入るものや,大輪咲き,キキョウ咲きなどの変化アサガオ,そして,葉に斑が入るものまで多種多様です。
ヒルガオ科の1年草で,その歴史は古く,奈良時代後半から平安時代にかけて,薬用植物として中国から日本に入ってきたと言われています。そして,江戸期に入って,観賞用として本格的に多くの園芸品種が生み出され、現代に至っています。
② ヒルガオ
日本原産でヒルガオ科の多年草です。午前中から咲き始め,昼を過ぎても咲いています。アサガオに比べると,花も小さく,路地や空き地でよく見かけます。冬は地上部が枯れてしまいますが,春には芽吹き,蔓を伸ばしていきます。
生育が旺盛で、どちらかというと、雑草的なイメージがあるヒルガオです。
③ ヨルガオ
熱帯アメリカ原産のヒルガオ科の多年草です。日本では1年草として取り扱っています。
夕方から咲き始め,甘い芳香を発しながら暗闇に純白の花を咲かせ,翌朝にはしぼんでしまいます。花柄を摘んでやると,次から次に咲かせます。もちろん,種をとる目的があれば,そのままにしておきます。これは、他の植物も同じです。
④ ユウガオ
名前の通り,夕方から咲き始め,翌日の朝にはしぼんでしまうウリ科の1年草です。
北アフリカ,インド原産で,結実するとウリができます。このウリを細長く剥いで加工したものが巻きずしに入っている干瓢(カンピョウ)です。ウリ科のヒョウタンとは同じ仲間になります。
ユウガオの実
と言うことで,正解は4番のユウガオです。
【解説員K】
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