“春の花つぼみの中に夢と希望”俳句小屋の展示作品を入れ替えました(2021.3.11)

(令和3年3月8日 芝生広場のソメイヨシノ)

先月末に俳句小屋の展示作品を入れ替えました。2月は本当にたくさんの投句がありました。ありがとうございます。すべての作品を展示できず申し訳ないのですが、展示させていただいた作品から数点ご紹介します。

先月は子どもさんのものと思われる作品も多くありました。その中からまずはこちら。

“春の花つぼみの中に夢と希望” 5年 歩

前途洋々、真っすぐな作品ですね!ご自分の胸に秘めた想いを、実現できるようにがんばってくださいね。
福岡市植物園のソメイヨシノのつぼみも大きくふくらみ、開花間近となっています。

つづいて

"木漏れ日の中に色づく春の光" ナッツ

ピンと張ったような冬の光、ギラギラした夏の光とは違う、少しかすんだような柔らかな春の光。そんな光が木々の間から降り注いでいる情景を、想像しました。
針葉樹園を散策すると、春の木漏れ日の中で、クリスマスローズがうつむき気味に上品な花をたくさん咲かせています。
(令和3年3月8日 針葉樹園にて)

こちらは、コロナ禍でもありますし、なかなか会えない方への写メールの作品。

 
“蝋梅を写メして送る逢えぬ娘に” 喜仙
"病室へ紅梅写メる香りごと" 和江

きれいな花をみたら、写真を撮るだけでなく、誰かに送りたくなりますよね。早春の香りが、受け取った方にも届いたのではないでしょうか^^。

最後は素敵なイラスト付きで投句してくださった、こちらの作品。

"美術部のみんなと来たよ植物園" くるみぱん

見事なツバキですね!筆ペンでサラサラと描かれていますが、雌しべの黄色と、花弁の深い赤が目に浮かびます。2月末には情報館1階で、植物画コンクールの入賞作品を展示していましたので、もしかしたらこのコンクールに応募していただいていた方かもしれませんね?これからもみなさんで、アート活動を続けてくださいね。

俳句の展示は、当園で句会を開かれている「植物句会」松尾康乃先生のご協力のもとに行っており、約1か月おきに入れ替えています。投句は野草園休憩所(俳句展示スペース)と、緑の情報館1階のポストで受けつけています。初心者の方も大歓迎です。みなさんのご投句を、お待ちしています!

※今回展示している俳句の一覧です。 


<俳句係 M>


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