小さい秋(2016.10.4)

10月になりましたが、まだまだ暑い日が時折やってきます。
台風18号接近で、我が家でも強風に備えての事前対策をやりましたが、合間に見つけた我が家の庭の「小さい秋」を紹介します。


ピンク一重のシュウメイギクです。このほかにも白一重、ピンク八重もあるのですが、まだ咲いていません。ピンク一重の生育が旺盛で、他の品種を圧倒しています。


次にギボウシの花です。庭石の隙間で暑い夏を越して、しっかり咲きました。

ホトトギスの2品種です。一方はすでに開花していますが、もうひとつは蕾の状態です。
品種によって開花時期が異なるようです。


庭の甘夏の実も膨らんできました。我が家の甘夏は、今年は裏年に当たるのですが、それでもしっかり実っています。


あまり、お見せするものでもないのですが、庭のリコリス(黄色のヒガンバナ)の開花の終わった花茎をこの連中がボリボリとかじっています。最近、ご相談の多い「ハマオモトヨトウ」です。我が家では数年前から出始めましたが、農薬を一切かけていないので、かなり繁殖してきました。
これも我が家の「小さい秋」です。


サフランが芽を伸ばし始めたので、箱開花の準備をしました。このまま室内で、蕾が上がってくるのを待ち、オシベの花粉が出る前にメシベをとって、乾燥させます。ひとつの球根から数輪開花するのでかなり収穫できます。
最後に、本日植物園のフジバカマにやってきたチョウを紹介して、「小さい秋」を締めくくります。



イシガケチョウの色違いが二頭、飛んでいました。





(植物園緑の相談員 О)

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