2019年7月26日金曜日

ちいさな大発見!? No.48(2019.7.26)みんな,リコリス!

 梅雨が明け,真夏の空の下,温室に向かう香りの路入り口でピンクのユリのような花が咲いています。「ナツズイセン」です。
 清楚なピンクが愛らしい「ナツズイセン」

 名前に‘スイセン’が付いていますが,スイセンの仲間ではなくヒガンバナ科のリコリス属の仲間です。別名を「リコリス」,「ハダカユリ」と言います。ナツズイセンは春に葉を出して,初夏には葉が枯れ,それから花が咲きます。

 次に今週の初めまで咲いていた「キツネノカミソリ」と「オオキツネノカミソリ」を紹介します。
キツネの体色をイメージする「キツネノカミソリ」
「オオキツネノカミソリ」

 この2つの植物の違いは蕊(しべ)の長さです。キツネノカミソリは花びらと同じくらいですが,オオキツネノカミソリは写真のように倍くらいの長さがあり,長く突き出ています。こちらも,リコリスの仲間です。

 他にも,9月以降に咲く「ヒガンバナ」や「ショウキズイセン」などがあります。
「曼殊沙華」の別名もある「ヒガンバナ」
クリーム色もある「シロバナマンジュシャゲ」
花弁の縁が波打つ「ショウキズイセン」

 これらは,すべてヒガンバナ科のリコリス属(ヒガンバナ属)の仲間なのです。

 ところで,今,野草園で「スパイダーリリー」が咲いています。こちらもヒガンバナ科の仲間ではありますが,リコリス属ではなくヒメノカリス属になります。北アメリカ原産で,クモの足のような花弁が特徴です。
「スパイダーリリー」と言っても花弁は6枚!
【解説員K】

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