ちいさな大発見No.131(2021.6.1)ヒペリカムの仲間たち

 緊急事態宣言が20日まで延長され、芝生広場に置かれたウサギのオブジェも寂し気です。 


 今の時季、オトギリソウ科オトギリソウ属の黄色い花たちが風に揺れて元気に咲いていますので紹介します。

 

 1つめはキンシバイ(ヒペリカム・パツラム)です。中国原産で葉は対生、やや枝垂れます。花径は3~4cmで、やや小ぶりで雄しべも短めです。 


 2つめはキンシバイの園芸品種で地中海原産のヒペリカム・ヒドコートです。大輪キンシバイと言われているように、花径は5~6cmあります。本種は葉がほぼ十字対生になっています。 


 3つ目は雄しべが長い中国原産のビヨウヤナギ(ヒペリカム・モノギナム)です。葉は十字対生で花柱が突き出ています。雄しべが少しカールしています。 


 このビヨウヤナギにそっくりなのが西洋キンシバイの別名があるヒペリカム・カルキナムです。雄しべはまっすぐで先っぽの葯がやや赤みを帯びます。 


 次は花よりも葉を楽しむヒペリカム・ゴールドフォームです。ヒペリカム・カリキナムの枝替わりから作出されたそうです。秋には紅葉します。花数は少ないのですが、花は葯の色までカリキナムにそっくりです。 


 最後はコボウズオトギリの別名があるヒペリカム:アンドロサエマムです。花後に赤やピンク、白などに色づいた果実が切り花として売られています。


 蕾と果実の区別がつきにくいのですが、次の写真で分かるかと思いますが、3つに分かれた雌しべの先っぽが飛び出ているのが果実です。 

中央が果実、他は蕾

【解説員K】


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