「旬の植物ガイド(7月)」を実施しました。

開催日 令和4年7月9日 土曜日 13時30分から15時30分

講  師 植物園緑の解説員 加来 孝 ・ 二又 徳子


当日もとても暑い日でしたが常連の方や初めての方等、たくさんの方が受講されました!

夏になると暑さのせいもあってか入園者が少なめですが、この時期にしか見れない植物や人の少ない園内ものんびりできるのでおススメですよ。特に温室内にある鉢花室は涼しい上にベゴニア等、色とりどりの花が見れる隠れオアシス的スポットです。


座学後に園内をまわりながらこの時期の見頃の植物を観察しました。
お茶として飲めたり消臭効果もあるゲットウや、バラゾウムシとエキナセアの共存関係等、その植物に関する豆知識も一緒に知ることができるのも植物ガイドの魅力です。


今回の観察に含まれているパラグアイオニバスは、8月から開催予定の夜の動植物園で人気の植物のひとつです。普段は水の上にお皿みたいな葉を浮かばせている植物ですが、この時期になると夜に白い花を開花させ、翌日は花がピンクに変化する不思議な植物です。開園時間が延長になる夜の動植物園でしか見れないので、ぜひご来園の際は観察してみてくださいね。また生育状況によっては小さな子ども向けにオオオニバス試乗会も実施予定です。(生育次第のため、詳細はHPでお知らせします。)



熱中症に気をつけつつ、夏の植物園もぜひお楽しみくださいね。

次回の植物観察会は9月10日土曜日の予定です。テーマは【秋の野草】。植物園ではどんな秋の植物が観察できるのかお楽しみに!

【観察した15種】
アカバナフヨウ、宿根フロックス、ミソハギ、ハマボウ、ゲットウ、エキナセア、ユッカ・アロイフォリア、パラグアイオニバス、サバクオモト、ノリウツギ、カリガネソウ、アソノコギリソウ、タカトウダイ、フウセントウワタ、ヤブミョウガ

参加者の感想
楽しかったです。パラグアイオニバスの種、葉裏が見れるなんて。よくわかりました。普段見れない物が見れるって特別感があって嬉しいですね。
とっても暑かったけど楽しかったです。今日教えて頂いた植物じっくり観察しようと思います。
それぞれの植物に特有の構造があることや色彩に昆虫を寄せるための工夫がある点に感心した。
 (運営係 A) 

コメント

このブログの人気の投稿

秋でもないのに・・春の紅葉(2020.4.4)

「卯の花」ってどんな花?(2017.5.31)

幹に果実がつく不思議植物(2021.5.28)