今日は「大寒」。「フキノトウ」ではなく「福寿草」の芽が・・・(2017.01.20)





今日は二十四節気の「大寒(だいかん)」にあたり、一年のなかでもっとも寒い時期になります。
園内にも冷たい雨と強い風が吹いていて、今日は寒い一日になりそうです。


また、七十二候では「欸冬の華く(ふきのはなさく)」にあたり、凍てついた地面にもフキの花(フキノトウ)が咲きはじめるといわれます。

植物園内のフキは?といえば、たった今、野草園を見に行きましたが、残念ながらフキノトウの姿はまだ見られませんでした。

同じ野草園内で、ちょうど芽を出しはじめていたのが、名前に同じ「ふ」の付く「福寿草(フクジュソウ)」(写真)。
このつぼみ、平年並みであれば、あと10日くらいあとの1月末日頃、金色のつややかな花を開きはじめ、2月中旬頃に見ごろになってくれます。

寒さのなかにも草花たちは春にむけて着実に動きはじめているようです



こちらは、入口花壇のハナナ(寒咲き花菜)です。名前のとおり、寒さに負けず花数を増やしてきています。


(園長 上田)

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