2019年11月25日月曜日

花と実が同居?この木も!(2019.11.25)


 「花と実が同居?」まだ続きます。この写真、右側に赤い実、左側に黄褐色の小さな花が固まってついています。クスノキ科のシロダモ【白だも】です。
 葉はクスノキ科によく見られる三行脈(主脈が3方向に出ている)が目立ち、裏側は灰白色で名前の由来になっています。
葉 表
葉 裏
雌雄異株で、当園では展望台レストラン上の通路から樹林地を見下ろすと雄木とちょっと小ぶりで赤い実をつけている雌木が並んでいるのを見ることができます。花は、黄褐色の小花が散形花序に固まってつきます。花を近くで観察すると雄しべ6本が突き出る雄花と白い柱頭の雌しべが目立つ雌花の違いがわかります。
雄花
雌花
ブログに連続して秋に花と実を同時に見ることができる植物を紹介してきました。開花後およそ1年後に実をつけるという、いわば親子2世代が同居する形ですが、このシロダモの花の上側には来年春に葉を出す先の尖った冬芽もついているので、なんと3世代が同居する形を見ることができます。
 

  シロダモは園内樹林地だけではなく、「小笹団地正門前」バス停から植物園に向かう階段を登り切った左側にも花をびっしり咲かせている姿を見ることができます。
                                                      (解説員)

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