"秋空は雲々達のアトリエだ" 俳句小屋の展示を入れ替えました(2022.11.21)
(2022.11.15)
10月末に俳句小屋の展示を入れ替えました。
展示させていただいた作品の中から数点ご紹介します。
“秋空は雲々達のアトリエだ” 雲昇
空気が澄みわたった爽やかな秋の日は、空を見上げたくなります。いわし雲やひつじ雲などがよく見られるのもこの時期。白い絵具で描かれていくような青空を眺めると、気持ちがときほぐされるような気がしますね~
“枯葉道滑らぬように力入れ” 裕子
わたしは園内の斜面でよく滑ってしまいますので、思わずすねの辺りに力が入る作品です^^; 秋の落葉は風情がありますが、案外、落葉ごとズズッと滑るので注意が必要です。車で紅葉狩りなどにいかれる際にも、どうぞ落葉にはお気をつけください!
(ケヤキの落ち葉の絨毯 2022.11.21)
最後はこちら。
“名月や水にうつってなお輝く” スズメ
水面に映し出される名月もまた素敵ですね!9月10日(旧暦の8月15日)は、中秋の名月でした。大変美しいものとして古くから観賞されてきた月です。月の満ち欠けで日にちを数え、街の灯かりも乏しかった昔に比べると、現代は夜も明るく、夜空を見上げて月を意識することも少なくなったのではないかと思います。せめてこうした機会には、遠くまで思いを馳せて、お月見を楽しみたいものですね!
今回の展示の様子です。
俳句の展示は、当園で句会を開かれている「植物句会」松尾康乃先生のご協力のもとに行っており、約1か月おきに入れ替えています。俳句は野草園休憩所(俳句展示スペース)と、緑の情報館1階のポストで受け付けています。初心者の方も大歓迎です。みなさんのご投句を、お待ちしています!
※今回展示している俳句の一覧です。
<俳句係 M>
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