“めでる人もなく咲きほこる花よあはれ”俳句小屋の展示作品を入れ替えました(2021.8.17)

休園中の園内(2021年8月16日)

先月末に俳句小屋の展示作品を入れ替えました。先月は投句数が非常に少なかったため、前の月に展示できなかった作品も併せて展示しています。その中から数点ご紹介します。

まずはまさに今の園内を表したような、こちらの作品。

“めでる人もなく咲きほこる花よあはれ” さやか

今年も入り口の花壇には3000株以上のヒマワリが植え付けられ、元気に咲きほこりました。入り口でお客様をお出迎えするはずでしたが、今年はご覧いただけず残念でした。 

2021年8月16日 入口花壇

つづいて

“夏休サボテンを見におんしつへ” 洸斗

サボテン室には「サボテンの王様」の異名を持つキンシャチ【金鯱】をはじめ、様々な珍しいサボテンを展示しています。 

キンシャチ【金鯱】

ドラゴンフルーツ

お気に入りのサボテンはありましたか?

最後にこちら。

“猫の鈴聞こえたような昼寝覚” 百合子

木陰でうたた寝していて、ふっと目覚めた時に鈴の音がしたようなしなかったような・・・。そんなくつろいだひと時の情景が伝わってきて、ホッとする作品ですね^^。


俳句の展示は、当園で句会を開かれている「植物句会」松尾康乃先生のご協力のもとに行っており、約1か月おきに入れ替えています。俳句は野草園休憩所(俳句展示スペース)と、緑の情報館1階のポストで受けつけています。初心者の方も大歓迎です。みなさんのご投句を、お待ちしています!

※今回展示している俳句の一覧です。(今回の展示は、入れ替えてすぐに臨時休園となりましたので、来月まで継続します。)

<俳句係 M>

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