ちいさな大発見No.140(2021.8.21)最近よく見かけます?!
最近、犬の散歩をしていると、庭先で白い6花弁の花が密集して咲いているのをよく見かけるようになりました。
草丈は20cmくらい
南米原産でヒガンバナ科のゼフィランサス・カンディダです。和名はタマスダレと言います。
カンディダは純白色の意味
特徴は日が当たる頃に咲きはじめ、夕方になると閉じ、それを2~3日繰り返します。もう1つは、雨が降った後によく開花するようです。これは球根内で作られる花芽が雨によって刺激されることにより球根が一気に膨らみ、次々に花茎を伸ばして花をさかせるのです。
他にも、ゼフィランサスの仲間をいくつか紹介します。
まず、ピンク種のサフランモドキ(ゼフィランサス・カリナータ)です。こちらも最近よく見かけます。
タマスダレより一回り大きい
そして、園芸種でレモンイエローの花を咲かせるゼフィランサス・エージャックスと、花弁の一部がピンク色に染まるゼフィランサス・アプリコットクイーンです。
園内で1輪だけ見つけたエージャックス
淡いサーモンピンクのアプリコットクイーン
今、植物園は休園中ですが、自宅近くを散策して身近な花を探してみませんか。
【解説員K】
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