ちいさな大発見No.127(2021.5.6)きれいな花には〇〇がある?Part.2
前号からの続きです。
モウセンゴケ科モウセンゴケ属のモウセンゴケです。葉の表面に腺毛がたくさん生えていて粘液を出します。虫が触れると、他の腺毛が巻き付くように虫を取り込みます。
オーストラリア原産のドロセロ・アデラエ
次はサラセニア科のサラセニアです。葉が筒状に変化した捕虫葉をもちます。
おもしろい造りの花
最後はウツボカズラ科のウツボカズラの花が咲いていたので紹介します。ウツボカズラは雌雄異株ですから、雄花と雌花が別に咲きます。
雄花
食虫植物の花が美しのはもちろんですが、花茎を伸ばし上の方で花を咲かせます。これは、捕獲し消化して栄養分として取り込む虫と受粉してもらう虫とを分けているようです。
今、大温室とベゴニア室で、すべて食虫植物の花を見ることができます。1年のうちで最も良い時期ですよ。
【解説員K】
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