ちいさな大発見No.130(2021.5.27)名前知っていますか?Part.3
前号(NO.129)からの続きです。名前はわかりますか?
キク科の植物で花の中央に見える頭状花は盛り上がり、花弁に見える舌状花はやや下向きに咲く傾向があります。北米原産のハーブとして、古くから北米の先住民族に用いられていたことから「インディアンのハーブ」と呼ばれています。
ヨーロッパ原産のシナノキ科の落葉高木で、花は蜂蜜の蜜源として重宝されています。シューベルトの歌曲集「冬の旅」の5曲目におさめられている「菩提樹」は、本種のことです。ちなみに、お釈迦様ゆかりのインドボダイジュはクワ科で本種とは異なります。
アヤメ科の植物でブラジル原産です。朝咲いて夕方萎む一日花ですが、開花日数は、年間で数日しか咲きません。と言うのも、他の植物のようにポツポツとリレー的な開花の仕方をしません。1回目は5月25日に一斉に開花しましたが、翌日は花は皆無でした。NO.3-1は2番花として咲く蕾です。あと1~2回、月末頃に咲くと思います。
フトモモ科の常緑低木で、パラグアイやブラジルなどの中南米が原産です。花はフトモモ科らしく、たくさんの雄蕊に象徴されるように南国特有のエキゾチックな姿をしています。果物として食用に栽培される他、剪定にも強いため庭木や生垣用としてもつかわれています。
スイカズラ科ガマズミ属の常緑広葉樹です。夏の終わり頃、実が赤く熟した様子から名前がついています。葉や枝に水分が多く油分が少ないことから防火樹として使われたそうです。
シソ科の多年草でイランやトルコなどの西アジア原産です。白い毛に覆われた肉厚の葉は香りもよく、シルバーリーフとしても人気があります。何より名前の由来となった‘子羊の耳’のようにやさしい肌触りです。花は唇形花でピンク色をしています。
ナデシコ科の植物ですが、原産地がはっきりしていません。長野県の松本地方説、阿蘇説、中国説と諸説あるようです。花は5弁ですが、花弁の先が割れているので、10弁のように見えます。
―回答―
1 エキナセア 2 セイヨウシナノキ(西洋菩提樹) 3 アメリカシャガ 4 フェイジョア 5 サンゴジュ 6 ラムズイヤー 7 マツモトセンノウ
【解説員K】
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