ちいさな大発見No.128(2021.5.21)さぁ、名前知ってますか?

 クイズ形式で植物の写真とその説明を書きますので、植物名を考えて下さい。回答は最後にまとめて紹介します。

 アルゼンチンなどの中南米原産でノウゼンカズラ科の植物です。南半球では青い桜と言われています。

No.1

 写真は、温室で養生していた鉢植えです。

 昨年は6月上旬頃、温室前では高木になるミモシフォリア種が、花木園Cの斜面では矮性種が青紫のきれいな花を咲かせていました。

 ですから、当然、今の時季は花芽が見えてないといけないのですが、葉ばかり繁って花芽が見えません。どうやら1、2月の寒さで花芽が枯れてしまったようです。ミモシフォリア種の方は高木のため確認できていませんが、残念です。


 一昨年、台風で先端は折れてしまいましたが、それでも高さ10m弱、株周りは、2.5m近くあります。別名は「ゾウノアシ」「オンブー」と言います。

No.2 今年は目の前で花が・・・

 アルゼンチン原産でヤマゴボウ科の草本植物です。「エッー、草ですか?」と聞こえてきそうですが・・・、詳細はブログ内検索で植物名を打ち込むと、「ちいさな大発見No.89木と草のちがい」に書いていますのご参照ください。


 暗くなりがちな日陰の庭(シェードガーデン)を明るくしてくれる代表的存在で、日本を含む東アジア原産でユリ科の植物です。 

No.3 純白の花が美しい

 葉の大きさや草丈だけでも30cmから150cmと様々あり、斑入りや園芸種など、多くの種類があります。


 18世紀の英国の航海家、クック船長がオーストラリアに着いたとき、現地のアボリジニの人々がこの木の葉をお茶として飲んでいるのを見て命名したそうです。 

No.4 羽毛状の花

 フトモモ科で葉をもむと、とっても良い香りがします。葉からはエッセンシャルオイルが採れ、メディカルハーブとして大変重宝されているそうです。


 アルゼンチンなど南アメリカ原産のナス科の植物で、青と白の花が目をひき、近くを通るととても良い香りがします。  

No.5 散った花

 開花時は紫ですが、咲き進むにつれ徐々に白くなり、そのまま散っていきます。


 中国原産で、13世紀に日宋貿易の起点となった博多に持ち込まれたことから名がついたそうです。

No.6 開花間もない様子 

 開花したときは写真のように全体が黄色がかっていますが、数時間後には白くなります。昨年は園内3ヶ所で地植えしていましたが、ウイルスなどに弱いため今年はすべてプランター栽培となりました。

 それでは回答です。

 1 ジャカランダ  2 メキシコヤマゴボウ  3 ホスタ(ギボウシ)ビッグダディ  4 ティーツリー  5 ニオイバンマツリ  6 ハカタユリ

以上です。

【解説員K】


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