ちいさな大発見No.129(2021.5.23)名前知ってますか?Part.2
前号(No.128)からの続きです。
モクレン科で白いハスの花を思わせます。朝鮮半島や中国原産の植物で、日本に自生する種より一回り大きいようです。また、雄しべの色がピンク色の日本原産種に比べ、本種は濃い紅色です。
日本に自生する種は国の天然記念物に指定され、うつむきに咲くその姿は清楚で気品あふれることから‘森の貴婦人’と称されます。
次はユリ科チゴユリ属の多年草で、別名を茶花宝鐸草(チャバナホウチャクソウ)と言います。原産地は中国、インド、マレーシアなどです。葉も茎も竹によく似ています。
紫陽花の仲間で、茎が中空になっているところから名前が付いています。
水生植物園ではご覧のように満開の時期を迎えようとしています。江戸時代を中心に品種改良が進んだ古典園芸植物で、現在は数千種類もの品種があると言われています。
本種には黄色系の花がなかったため、外来種のキショウブと交配させて作り出されました。
茎には硬い棘がびっしりと生えるつる性のタデ科植物で、三角の葉が特徴です。日本を含む東アジアに自生しています。
花はミゾソバに似ていますが、名前はすごく陰湿な名前(?)が付いています。
最後はギリシャの国花で古代ギリシャの建築物にはこの植物の葉をイメージしたものが多く存在します。
葉に深い切れ込みが入ったキツネノマゴ科ハアザミ属の、大型の多年草です。花は上部に赤紫色の萼、下部に刺の生えた苞があり、その間から白っぽい花びらが出ています。
―回答―
1 オオバオオヤマレンゲ 2 トウチクラン 3 ウツギ(空木) 4 ハナショウブ キハナショウブ(愛知の輝) 5 ママコノシリヌグイ 6 アカンサス
【解説員K】
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