「春の紅葉」ビフォーアフター(2020.5.20)

イロハモミジ アフター(5月13日)
4月4日のブログで春の若葉の紅葉を取り上げましたが、立夏を過ぎて初夏の季節になった今、あの紅葉がどうなったのかビフォーアフターで紹介します。
イロハモミジ ビフォー(4月3日)
どうですか、イロハモミジの見事な変身ぶりです。ちなみにこの途中4月22日の段階では次の写真です。
葉が生長するにつれて、徐々に赤色が抜けていっているのがわかります。
 若葉の紅葉はアントシアニンという赤色の色素が若くてまだ柔らかい組織を強い紫外線から防いでいると考えられており、葉が生長するにつれて紫外線を防ぐアントシアニンが不要になって緑色に変わっていくと説明されています。
チャンチン ビフォー(4月3日)
チャンチン アフター(5月13日)
市内の街路樹でもおなじみのチャンチンのビフォーアフターです。
ちなみに上は途中4月22日の写真ですが、チャンチンは一旦色素がすっかり抜けて白っぽくなる段階を経て緑色に変わっていくようです。
ベニカナメモチ ビフオー(4月3日)
ベニカナメモチ アフター(5月13日)
最後に、生け垣によく植えられているベニカナメモチ(園芸品種名レッドロビン)のビフォーアフターです。緑色に変わった葉を触ってみると、出始めはなよなよとしていた若葉が短い間に固くなっているのがわかります。


 木々たちの若葉を守るための工夫には驚かされます。         (解説員)

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