ちいさな大発見!? No.82(2020.5.4)今が旬 Part.10!
もう一ヶ月以上咲き続けている中国原産の「シャガ」。学名は‘Iris japonica’で、なぜか「日本のアイリス」となっています。アヤメ科アヤメ属で、アヤメの仲間です。3枚の内花被(花弁)と3枚の外花被(萼)を持っています。花は一日花ですが、次々に咲き続けます。
野草園ではアヤメ科アノマテカ属の「ヒメヒオウギ」が咲いています。南アフリカ原産でフリージアの仲間です。球根植物ですが、こぼれ種で増えていきます。6花弁のうち、下3枚に紅い斑が入るのが特徴です。真っ白に見える種類もありますが、よく見ると、やはり3枚に斑がうっすらと見えます。
同じくアヤメ科ワトソニア属の「ワトソニア・ピラミダタ」です。これも南アフリカ原産の球根植物です。和名は「ヒオウギズイセン」。
ところが、大変紛らわしいのですが、「ヒメヒオウギズイセン」と呼ばれ夏にオレンジの花をつける外来種もあります。「モントブレチア」の方がよく知られているかもしれません。
もう一つアヤメ科アリステア属の「アリステア・エクロニー」の開花が始まっています。何と本種も南アフリカ原産の植物で地下茎で増えていきます。花は1日花ですが、次々に咲き続けます。
南アフリカ原産の植物って、実はとても多いのです。意外じゃないですか。
野草園ロックガーデンの岩の間からシソ科の「タツナミソウ」が顔を出しています。基本種は紫系ですが、本種は白花です。日本や中国、朝鮮半島などが原産です。浮世絵に描かれる波の様子に似ているところから、「立浪草」の名がついたそうです。
その変種である「コバノタツナミ」も咲いていました。違いは鋸歯の数が7対より少なく、草丈や葉もやや小ぶりです。
種のできない不稔性
野草園ではアヤメ科アノマテカ属の「ヒメヒオウギ」が咲いています。南アフリカ原産でフリージアの仲間です。球根植物ですが、こぼれ種で増えていきます。6花弁のうち、下3枚に紅い斑が入るのが特徴です。真っ白に見える種類もありますが、よく見ると、やはり3枚に斑がうっすらと見えます。
「ヒオウギ」とは別属
同じくアヤメ科ワトソニア属の「ワトソニア・ピラミダタ」です。これも南アフリカ原産の球根植物です。和名は「ヒオウギズイセン」。
ところが、大変紛らわしいのですが、「ヒメヒオウギズイセン」と呼ばれ夏にオレンジの花をつける外来種もあります。「モントブレチア」の方がよく知られているかもしれません。
1mを超える野生的な花
もう一つアヤメ科アリステア属の「アリステア・エクロニー」の開花が始まっています。何と本種も南アフリカ原産の植物で地下茎で増えていきます。花は1日花ですが、次々に咲き続けます。
南アフリカ原産の植物って、実はとても多いのです。意外じゃないですか。
和名は「ソライロキキョウアヤメ」
野草園ロックガーデンの岩の間からシソ科の「タツナミソウ」が顔を出しています。基本種は紫系ですが、本種は白花です。日本や中国、朝鮮半島などが原産です。浮世絵に描かれる波の様子に似ているところから、「立浪草」の名がついたそうです。
「シロバナタツナミソウ」
その変種である「コバノタツナミ」も咲いていました。違いは鋸歯の数が7対より少なく、草丈や葉もやや小ぶりです。
別名は「ビロードタツナミ」
【解説員K】
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