2016年8月27日土曜日

落ちてる枝で笛ができます!(2016.08.27)


身近な材料と簡単な工具で,音が出るものを子供たちに作りたいとの思いから始まりました。

最低限必要なものは,電気ドリル(卓上ボール盤),ドリルの刃(10mmと5mm),のこぎり,やすり、木工用ボンドぐらいです。

ドリルの刃は吹き口に入れる丸棒のサイズが10mmなのでこれに合わせています。

笛の本体になる材料は,25mmから30mmのなるべくまっすぐな枝(せん定枝でOK!)が作りやすいです。

※枝は,桜,梅,あんず,けやきなど身近に手に入るもので構いませんが,事前に長さを70mmでカットし乾燥させておきます。


この枝のできるだけ中心に、10mmのドリル刃で深さ5cm位の穴を空けます。

この穴の深さが浅いと高音に,深いと低音になります。

枝の中心に穴をあけるのは難しいですが,多少ずれたとしても問題はありません。

枝を固定する治具を作ると穴をあけるとき枝がしっかりと固定されるため安全で簡単に作業ができます。

けが防止の為には,ボール盤やクランプなどを使うことをお勧めします。



枝に穴が空いたら抜け口の加工をします。

枝の端から約20mmのところに直角にのこぎりで切込みをいれます。穴をのぞきながら鋸の刃が穴の約1/3出たらストップします。

切れ込みから約20mmのところから斜めに「レ」の字形に切込みを入れ,やすり等で形を整えます。

斜めに入れたのこぎりの角度で抜け口の長さが変わってきますが、5mm前後でしたら大丈夫です。

この抜け口の場所、大きさでも音が色々と変わりますので,自分の好みの音色を見つけ出してください。

次に抜け口から10mmのところに5mmの穴を開けます。 この穴を開けることにより2色の音色を楽しむことが出来ます。

首にかける紐を通すために先端に5mmの穴を空けます。



 
次に丸棒の加工をします。

丸棒はドリルの刃に合わせ,手に入りやすい10mmのものを使いました。

ドリルのセットや丸棒は百円ショップでも手に入ります。

やすりを使って丸棒(長さ35mm)を写真のような半円形,かまぼこ型に削りますが,この時,抜け口側(約8mm),吹き口側(約6mm)になるように斜めに削るのがポイントです。


吹き口に長めに切ったかまぼこを差し込みますが,10mmの穴に10mmの丸棒を入れるため少し窮屈かもしれません。
 その時は,丸棒の周りをやすりで少し削ってあげてください。
 
 これからが,枝笛の音色を確認する一番わくわくする瞬間になります。
この状態でかまぼこを徐々に中に入れ,抜け口付近で音が出てきたら、一番気に入った音のいいところを探します。
場所が決まったら,マーキングして木工用ボンドで固定し,接着するまでしばらく待ちます。
接着したら吹き口から飛び出している丸棒を鋸でカットします。この時,吹き口の端を斜めにカットすると吹きやすくなり見た目もよくなります。


5mmで開けた穴の大きさや数を変えることによって,いろんな音階を楽しむことも出来ます。

ぜひ,試してみてください。

最後に,電動ドリルやのこぎりを使用の時は,けがに十分注意してください。

手作りで音の出るものを子供に作ってあげると喜びますので是非作ってみてください。
                                                 
                                                                                                  (運営係 おぐ)

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