毎日の巡回中に出会う、やっかいものを紹介します。(2016.08.13)



これは「ヤブガラシ」という植物です。ヤブガラシは、ブドウ科ヤブガラシ属のつる植物で、市内各地でよく見かける植物です。別名はビンボウカズラ(貧乏葛)と言います。

  この植物は、近くにある低木などにつるを伸ばして成長し、ついには全体を覆ってしまい、覆った植物を枯らしてしまうので、ヤブガラシという名前になったと言われています。(各諸説あり)



  つるを伸ばして暫くすると、上記のような淡緑色の小さな花を多くつけます。花後に花盤が橙色になるのが特徴です。


低木を覆っているところを除去したところも2、3日するとまた新たな芽を出すほど非常に繁殖力の旺盛な植物です。

その他園内のつる性植物のやっかいものとして、カラスウリ、クズ、ヘクソカズラ、ヒルガオなどもあちこち繁茂しており、除去に奮闘している毎日です。
(植物展示係)

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