ちいさな大発見!? No.70(2020.3.27)世界3大花木の1つが…?

 コロナ対策による温室閉鎖がとかれるや否や,大温室で世界3大花木の1つとされる西アフリカ原産でノウゼンカズラ科の「カエンボク(火焔木)」の花が咲きました。
かぎ爪のようなツボミ!

 花がチューリップのように見えることから,英名を「アフリカン・チューリップ・ツリー」と言い,現地では高さが20mを超える常緑の高木です。ノウゼンカズラ科と言っても,つる性ではありません。そう言へば花の感じが「ユリノキ」に少し似ているような気がします。

 大温室では,すでに天井まで到達し,緑色の肉厚な複葉の間から鮮やかなオレンジ色の花を咲かせています。少しオーバーな言い方ですが,灯りを灯した松明のように見えなくもありません。
肉眼だとこんな感じで見えるかな?

 さて,「カエンボク」はハチドリなどの吸蜜植物でもありますが,その反面,世界の侵略的外来種にも指定されています。樹勢が相当強いようです。

 観賞スポットは2階に上がって一番奥からみるのがおすすめです。

【解説員K】

コメント

このブログの人気の投稿

秋でもないのに・・春の紅葉(2020.4.4)

「卯の花」ってどんな花?(2017.5.31)

さまざまな樹皮の表情(2017.12.14)