「旬の植物ガイド(10月)」を実施しました。

開催日 令和4年10月8日 日曜日 13時30分から15時30分

講  師 植物園緑の解説員 加来 孝  二又 徳子

季節が秋に移り変わり、植物を見て歩くのに心地よい季節になりました。

この講座では、見ごろを迎えている植物の解説を聞きながら園内を観察してまわります。先月の観察会では歩くだけでも汗ばむ気温でしたが、当日は風が涼しくゆっくり園内を観察することができました。


10月の見ごろの植物15種類は次のとおりになります。
バンクシア・インテグリフォリア、トキワマンサク、ギョリュウバイ、ローゼル、バタフライピー、タイワンツバキ、ハゴロモルコウ、オオイタビ、ダンギク、ディコリサンドラ・ティルシフロラ、クジャクアスター、シュウメイギク、ミズヒキ、タイワンホトトギス、オオオナモミ

園内に出る前に座学にてブログや観察する植物のお話を聞きました。ヤノネボンテンカやマルバツユクサの受粉法やオニフスベの話、シュウメイギク等、植物の知識が深まる内容になっています!


観察した植物の中にはバタフライピーやローゼルがありました。両方ともお茶にして飲むことができる植物で、煮出すと鮮やかな色が出て見ても楽しむことができますね。イチジク属であるオオイタビの花嚢の構造のお話も興味深かったです。
実やお茶の話を聞いていると食欲の秋を彷彿させますね!


少しずつ季節を感じさせる植物が増え、バラも見ごろを迎えています。
秋を感じにぜひ植物園にお越しください。10月30日まで秋のバラまつりも開催中です!


参加者の感想
めずらしい植物をたくさん解説していただきありがとうございました。
可愛い秋の花や蕾や実のことを詳しく聞くことができ、また身の回りの草花に興味がわきました。
気候も良く植物の観察を楽しめました。ありがとうございました。
 (運営係 A)

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